ドキュメンタリーということで淡々と進むが、誰を撮るのかということで主張が違ってくる。
このドキュメンタリーの主題は、敗戦後の台湾、日本の占領に変わって蔣介石など外省人が入ってきて統治するが、本省人と…
この人たちは決して解決することのない霧のような思いを胸に生きてきた。それは、日本人にとっても大きな忘れ物だ。なぜここにそれがずっと置き去りにされているのか。それは日本人自らがこの忘れ物を取りにいかね…
>>続きを読む三部作の二作目とは知らず、観ました。
台湾の歴史は、旅行をキッカケに多少勉強していましたので、おさらいのような感覚でした。悲情城市などの歴史をテーマにした名作に比べると淡々としているので、よほどの興…
台湾ドキュメンタリーシリーズ第二弾
日本統治下で日本人として日本語を教育された台湾族や台湾人らが戦後どのように生き、どのようなアイデンティティを獲得したのか、非常に興味深かった
皆優秀な方々で台湾…
このレビューはネタバレを含みます
"論理"に翻弄された、強制された半生。
責めようと思えば、いくらでも責められる。
でもそうはしない。
決してお人よしなんかではない。
矜持は秘めている。
会話の一端からそれは窺えた。
「これも運命…
このレビューはネタバレを含みます
たしかにタイトル通り、アイデンティティに焦点を当てているドキュメンタリー。あなたは何人ですか?という質問にみんなしっかり答えられているのがすごい。そしてみんな、元気ね。80超えててもなお健康だ。
…
台湾についてあまりに知らなさすぎた。日本人より綺麗な日本語を話し、日本人として教育され、その後戦争で翻弄された方々の言葉は重くて深い。でも、決して恨み言ではなく、運命と戦い受け入れてきた方達がたくさ…
>>続きを読む50年間、日本の統治下だった台湾。日本の敗戦により、
今度は蒋介石率いる国民党の支配を受けますが・・・
「湾生回家」よりも演出が少なく、よりドキュメンタリータッチ。
私はこちらの方が好ましい。
さ…
黄金町ジャック&ベティにて
「セデック・パレ」を観て、台湾原住民族の歴史のほんの一部を知り、この映画の存在が気になった。日本がかつて他国を統治してい中でも台湾には親日家が多いと昔から見聞きしていた、…