人類資金の作品情報・感想・評価

「人類資金」に投稿された感想・評価

こりゃ難しいな…と思うが途中からちょっと違うところで楽しめる。
そんなに言われるほど「うーん、いまひとつ…」な作品ではない。
ロケのすごさ、アクション、国連での森山未來さんの演説のシーン、素晴らしい。
ビンセント・ギャロが出てくるところはなぜか笑ってしまう。

そして、阪本順治監督の作品だとこうなってしまう、香取慎吾さんの無意識の色気がすごい。
この「M」目当てで「M」寄りで観ると内容がスッと入ってきて違う感じの観方ができた。
とてつもなく大きなものだけでなくそこには「M」の情がものすごく入っていると感じた。
香取さん、出そうと思っていない色気がもれている。
GHQが旧日本軍から接収したとされるM資金。
このM資金を使って世界のルールを変えるっていうのが今作の触れ込み。

日本、ロシア、中東、ニューヨーク。世界各地でロケされた映像は壮大、かと思いきや今作の映像はなぜかとても緩慢なのだ。
森山未來の流麗なアクションも何故かあまりカットを割らず(カットを割ればよいアクションシーンになるというわけでもないけど)シーンの緊迫感が全然伝わってこない。とても緩い画作りなのだ。

さらには登場人物たち(森山未來以外)の破滅的な英語力がクライマックスシーンにおける茶番度を上げてしまっている(まあそれをうけるM資金を運用する団体のトップがヴィンセント・ギャロってのも問題があるだろうけど)

今作のテーマはM資金を使って途上国の子供たちを教育し、よりよい世界に変えていこうっていうもの。
そのために日米が運用しているM資金を盗み出し、途上国に新型PDA(スマホの通話機能ないやつ)を配ろうってとこに直接繋がるんだけど。

世界をよりよくするためには青臭いと揶揄されるような理想でも、それを唱えることからしか始まらないってのはわからんでもない。
だけどさ、世界のルールを変えようって理想のわりにはあまりにもその行動が稚拙だし無計画だと思う。
子供たちにPDAを配れば少なからず彼らの現状はよくなるかもしれない、でも貧困に苦しむ人ならそんなもんより明日の食料が必要なんじゃないのと思ってしまう。

志はとても高いけれど、その志に作品がどうにもついていけなかったのは残念でしかない。
みう

みうの感想・評価

3.8
お金ってどっから来るのかなぁ、と調べてみると意外に都市伝説的なことになるよね。ロスチャイルドとか。
ってなことを思い出してしまう。
すず

すずの感想・評価

5.0
未來くんの最後のスピーチはものすごい引き込まれるし涙が溢れた。彼の迫真の演技にはいつも引き込まれて胸を掴まれる。素晴らしい役者さん。
世界中のお金を集めれば
世界を変えるくらいのお金は
十分あるのにね。

稼ぐ方法を考える人は山ほどいるけど
使う方法を考える人はほとんどいない

私に預けてみませんか?(笑)
ぐ

ぐの感想・評価

1.7
起点と着地点が無茶苦茶じゃないのかコレ。お金のあり方と今後じゃなくて、途上国の今後に突然置き換えられてるのは金融本質への対抗のテーマとはまた別なのでは。10兆掠め取る方法論も無理があるというか数字上のインパクトでしかなく、現実味を失くす意味しかないよね…。
mizuki

mizukiの感想・評価

3.3
んー、私みたいな一般庶民で、経済がどう成り立っているのか詳しく理解してない感じだと、話のスケールが大きすぎて内容を落とし込むのに時間がかかったし、イマイチ理解しきれてない、、、。
ただ、その全てを知っているからどうにかできる問題ではないということ。世界を変える、ルールを変える、そこには大きな犠牲が生じる。そんなの当たり前、そうなっているのにたいして代わり映えしてないのがこの現代。
そんなことを再確認しちゃった。
いづる

いづるの感想・評価

2.5
もっと登場人物1人ひとりを掘り下げて描かれていたらよかったかも。長いわりにストーリーが…。原作小説未読だけど、福井作品だから小説の方がよさそうだな〜。
福井晴敏の同名小説を映画化。大掛かりなエコノミック・サスペンスだが、何が言いたいのか全く伝わらなかった。
アクションシーンは比較的残念な仕上がりながらそれ以外は楽しめました。
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