イタリアの名匠エルマンノ・オルミ監督作。
イタリアのある教会を舞台に、真の救済とは何か、それは21世紀の現在も可能なのかを真摯に問う。
取り壊されようとしている教会。
老司祭(マイケル・ロンズデ…
老朽化によって(あと恐らく信者も減ってるから)壊されるらしい小さな教会。
年老いた主任司祭は取り壊しに抵抗するけどもうむり。そんな教会に、アフリカからの不法移民が逃げ込んでくる。
移民問題を扱って…
静かなんだけれどものがたりが進むのが早くて、ぼぅっとしていると何回か取り残された。映画の中で
教えてくれる異国からまた続く先の異国への途中下車みたいな。
ただ生きているんだなって。誰かは命尽きてその…
アフリカから命がけでたどり着いたイタリアの教会にひっそりと身を潜める難民の人たち。
多くを語らず教会に使わせる司祭。
彼らにとってイタリアの地はまだ道半ばだった。
セリフも少なく雨の音、歩く靴の音が…
取り壊しの決まった教会の礼拝堂から、磔刑のキリスト像がついた十字架が外されるシーンから始まる。長年教会に仕えてきた老司祭は、主の宮が冒涜されたように感じ、主の憐れみを求めて叫ぶ。
聖母像も聖画も取…
解体の始まったイタリアの教会で、老司祭はアフリカからの不法入国者たちを匿う。様々な分子を孕んだ旅人たちは社会の縮図。信仰に苛まれた司教自らの独白が痛恨のメッセージを放つ。争いの耐えぬ現世界に宗教の…
>>続きを読む道
イタリアのある町で、取り壊されようとする教会に、長年にわたり神の愛を唱え続けてきた老司祭がひとり残っていた
そこへアフリカから長い旅をへてやってきた不法入国者の一団が訪れる
やがて身重の女性が…