セネガルに住む原住民の人々たちに忍び寄る近代化の影。冒頭首無しの人間が出てきてぎょっとするが、元通りにしてしまうマジック・リアリズム。これが終盤で伏線となってくるのがとても気に入っている。古い伝統を…
>>続きを読む「え…生首……え…生き返っ……た…?」
台詞に字幕ががなくとも何してるか何が起きてるかなんとなく分かる
これこそまさに視覚メディアとしての真骨頂だ
文明レベルが上がり便利な生活に一度染まるとすぐ…
首が取れて土に埋まった体が出てきたと思ったらおばちゃんが生首くっつけて蘇生してびっくりした。ぬるっとマジックリアリズムだ。あくまでフィクションだよということを序盤で突きつけられた。彼らの生活の美しさ…
>>続きを読むアフリカのとある村の日常のスケッチ…と思いきや、突然生首を胴体にくっつけたり、ワニがたくさんいる川をワニに乗って下ったり…マジックリアリズムということになるのかな。
男は川で洗濯、女は森で狩り、だ…
イオセリアーニの見事な長回しがマジックリアリズムと合わさって凄まじい体験だった。マルケスの諸作品とか大江健三郎の『同時代ゲーム』とか、小説でも同じことを思ったけど、マジックリアリズムの世界ではエピフ…
>>続きを読む<故郷喪失の悲哀を風刺で描く寓話>
セネガルの森に住むディオラ族は、男たちが川で洗濯をし、女たちが狩りをして暮らしていた。女祈祷師、狩人の女ら原始的な裸族の不思議な日常生活と、白人による伐採で森林…
メモ
原住民の人々と都心部に住む人々の暮らしの差が露骨に映像の中に映し出されている。
こんなにも強制的に追い立てられてしまうのだろうか。
技術面において、カメラの移動による長回しが多く見受けられ…
先住民族に西洋的な起承転結ある"物語"を押し付けている時点で、あるいは映画というメディウムを用いているという時点で、メタなポストコロニアル的立場に立っている。そこに自覚的なのかわからないが、極端に「…
>>続きを読むタイヤ
セネガルの森に住むディオラ族
男たちは川で洗濯をし、女たちは弓矢で鹿を狩って暮らしている
女祈祷師のバディニャ、狩人の女ゼズヴェ、そして、怠け者の夫と別れ3人の子どもを連れて再婚するオコノ…