ロシア革命の揺り返しともいうべき白軍の蜂起により、赤軍VS白軍の内戦に揺れるソ連建国初頭。
ブルディ(コマロフ)は小さな町のサーカスの老道化師。彼の夢は、息子のブルディ(コチェトフ)に跡を継がせて…
冒頭の戦中会議の編集がキレキレで異様な迫力。白軍が街を占拠するシークエンスも馬の疾走から銃撃戦までクソかっこいい…。
息子の命を背負うセルゲイ・コマロフは道化の悲哀の象徴のよう。芸を命じる白軍大佐の…
怒りの道化。
エイゼンシュタインの先輩で、ソビエト流モンタージュを初めに探求した監督による革命映画。
時はロシア革命真っ只中。サーカスのピエロ役の父ブルディは息子のブルディに跡を継がせるべく「2…
時代背景に全くの無知である俺は半分も楽しめずに終わってしまった。ショットの連鎖が不鮮明で、意図的なのか分からんが人物の距離感が把握しにくい。イメージの連鎖からなるモンタージュはどうもクレショフが提起…
>>続きを読む「二人のブルディ」
冒頭、反革命の白軍との間で激しい内戦が続く革命ロシア。とある街のサーカス、道化師、引退、息子のデビュー、演目、占拠、アジト、襲撃、脱出、助命。今、囚われの身の息子と釈放を…