ジャンヌディエルマンについて知りすぎた、時間を共にし過ぎているという感覚に陥りながらも、見終わってみると彼女を知るには3時間では短すぎたと思った
いくら時間をかけても、観察しても人を知ることなど出来…
色んな人からこれを観ろ!と言われるじゃないですか。違法ストリーミング以外術が無かったので特集上映は本当に有難かったです。
壮絶・鬱映画。ハネケより長い、永遠とも感じられる家の中のシーンのロングテイ…
中々上映されないアケルマン監督の人気作品とあって、チケットは上映2日前に早々と完売してました。うーん凄い!
この作品は言うなれば一人の未亡人の観察映画。キッチン、寝室、リヴィング、廊下に備え付けら…
日常は脆く簡単に壊れる、それをこれほどにまで静かに、かつ雄弁に物語る日常の映画に出会ったのは初めてかもしれない。
ふとしたことで崩れるルーティーン、それは彼女の毎日のバランスを崩すことを意味するのだ…
すごくよかった
前半のてきぱきと美しく規律のあるハウスキーピングの技はそれだけで見ていてとても引き込まれる。シーツのしまい場所とかも全て教えてほしいと思った。
ルーチンをあり得ないほど丁寧に全て見…
ガチャガチャ、パチパチ、ギャーギャー音がすごかった。絵も好き。
倦怠感がすごい。
肉、コーヒー屋、変わった息子、厳密なルーティン、エレベーター、ソファベッド、カナダ、真っ暗で見えない夜の散歩、ボタン…
じゃがいも失敗したところから、ルーティンがどんどん崩れてく。絶対あの散歩いらないし、でもそれを積み重ねることだけが彼女の正気を保つ方法だったのかも。
途中でコーヒーポットにがっつりスタッフが映りこん…
途方にも思える200分が、3日間=72時間と同等の密度で重なり合い、規律としての日常を無味無臭で繰り返す。怠惰というテーマで同じく長尺のママと娼婦のような会話劇を想像していたが裏切られた。この映画そ…
>>続きを読む固定ショット長回しと微細な挙動への辛抱強い観察が生み出すリアリズムにより、フィクションの人物であるはずのジャンヌ・ディエルマンの生活が丸裸にされていく様子が、何か見てはいけないものにすら思えてくる(…
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