このレビューはネタバレを含みます
「俺に生きる希望を湧かしてくれた人だから
どんな人かと思ったら、
自分のやりたいこともできない
頭でっかちじゃないですか。
実際のあなたは一番身近な夫の気持ちに
入ることもできない。
…
雨に濡れる彼女を撮るシーンの、カメラを持っている塚本晋也さんの指がすごく綺麗で印象的だった。
ブルーでコントラストの強いモノクロが、じめっとした梅雨の鬱々しい感じにとても合ってた。
パッケージの絵が…
ブルー調のモノクロ
クラシック映画のような画面構成
感情と水
ガラケー細くてスタリッシュ
早くなった夫の風呂掃除
ジェットコースターの様に繋がり続ける編集
社会と人、愛と欲の到達点
塚本晋也は…
このレビューはネタバレを含みます
塚本監督はこれまで金属のイメージが強かったけど、これは水の演出が全面に出た映像で、モノクロも相まって、シンプルにキレイだなと。
ただ、カタツムリは苦手なんだよなぁという、どうでもいいところが目につい…
僕は漫画家だと押見修造、監督だと園子温の作品が好きなんだけどどっちも共通してるのは「変態」というテーマをもっているところ。変態性は人類誰もが持っているのに、それを普段は隠していたり自分自身のそれに気…
>>続きを読む塚本監督は、そう言えば「野火」以降しか観てなかったので過去作を観てみました。
ブルーを基調としたモノトーンの映像。6月の雨。憂いを含んだ女性。なんとも魅力的な画ですね。
その魅力は、黒沢あすかの…
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