さわることとさわらないこと。
触れて良いことといけないこと。
その境界線は、自分たちが思っている以上に曖昧なようだった。
付かず離れずの関係。
わかるようでわからない会話。
度々映され…
千尋が兄の車の前に立ち全力で駆けるシーンや、千尋と直也が喫茶店で向かい合い話すシーンが好き。直也のあずさに対する率直な思いを語る部分と、千尋が自分たちを「魚」と「水」に例える場面が対照的に感じて、千…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
染谷将太好き
露骨に会話が詩的だった
身体についての、うまく言えないが、男性同士の身体どうしのコミュニケーションについてが画面みちみちに描かれていて酔いそうになる瞬間がいくつかあった. 不気味なもの…
気味の悪さが水面の揺れとともに伝わってくるようだった
ふたりの間に流れる言葉を介さない、空気感はふたりだけのものだった 高橋さんと濱口さんの作品はずっと観ていたいね
追記:
新文芸坐で濱口作品2作…
「触れる」「触れない」の映画。
触る、キスする、セックスする、噛む、頭を撫でる、首を絞める…様々な「触れる」と「触れない」が出てきた。こう文字にするとどれもなんかエロい。別にエロい話ではないが、実際…
濱口監督の作品は鑑賞3本目。
接触が許されないダンス、それを練習する青年たち。彼らと彼らを取り巻く人々の関係を中心に、他者に触れるという行為について感じ、考える作品だと思った。
物語は淡白で、その…
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