アルカイック(?)な自己満足作。この時点では映画作り失格。“挿絵だらけの政治的小説”の中に全演技を封じ込めちゃってるから。
ナレーションまったく不要だってこと、なぜわからなかったのか? “原作”がど…
かなり饒舌な映画(登場人物の独白や内的独白が多い)ではあるが、それでも肝心なところは映像で魅せるバランス感覚が冴えている。一方的な独白とそれに応える「沈黙」、あるいは無言のまなざしのスペクタクル。ク…
>>続きを読む「サムライ」「いぬ」「仁義」など私の好きなフィルム・ノワールで知られる ジャン=ピエール・メルビル監督、1947年の処女作。'41年、ドイツ占領下のフランス地方都市。1人の老人とその姪が暮らす家に、…
>>続きを読むジャン=ピエール・メルヴィルの長編デビュー作にして彼の名を世界に知らしめた戦争ドラマの逸品。ドイツ占領下にあったフランスの地方都市が舞台。そこで暮らす老紳士と女性の元にドイツ軍将校のヴェルナーが空き…
>>続きを読む半端なく良かった。静かな抵抗。そして、表情や身体、心の細かな揺れが見事。ジャケットのシーンは特にすごい。とにかく姪の眼が美しい。一方的な会話ではあったが、少しずつ心を通じ合わせているのを確かに感じる…
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