存在しない鐘が鳴っているなら、その鐘を画面に映すべきであるというラース・フォン・トリアー『奇跡の海』の映画的正しさを再認識した。
警視とイリミアーシュの間抜けな会話や、猫の虐待などタル・ベーラなりの…
やっと挑戦。短くてもずーっと人が喋ってる映画とかよりは疲れずに観られるが、これほどまで内容入ってこないとは。なんか哲学的というか。
雨...風邪ひくよ?とか道のゴミ多っっとかツッコミどころ満載。い…
社会主義というものの末路・搾取の絶望感をたっぷり伝える長回し、相変わらずクールすぎる画面構成など、好きなところがたくさん。
ただそんな好きなところを一瞬でかき消すような嫌なシーンがあったり(少女よ…
あまりの時間の長さから名前だけは知ってる人が多いはず。
タル・ベーラの代表作であり、内容はなんと7時間超え、そして脅威の約150カットという超絶長回しによって全編構成されている。
ハンガリーのある…
『サタンタンゴ』の時間感覚に慣れると、
ほかの映画を観れなくる。展開が早すぎて。
日が昇るまで写す、人が見えなくなるまで写す、踊り疲れるまで写す。
1日弱をほぼ7時間で描く。
丁寧。本当に丁寧。
観…
負の連鎖から抜け出せない人々の模様をまざまざと見せつけられる。第三部で少女エシュティケが殺鼠剤を飲んで自殺したことが村の人々にも知れ渡ることになる。そこでイリミアーシュが村人たちに訴える。いよいよ村…
>>続きを読む 〖サタンタンゴ〗〔1994/ハンガリー・ドイツ・スイス/438min〕
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『経済的に行き詰まり、終末的な様相をまとうハンガリーの村。降り続く雨と泥に覆われ、村人同士が疑心暗鬼になり、活気…
とても長くて疲れる映画
タルベーラ的な長回しとか映像が綺麗とかそういうのを差し置いてとにかく疲れたという記憶が残った
ほとんど集中力がない状態だけど意外と群像劇としてのストーリがしっかりあって観れる…
甘い囁きに惑わされる大人たちの、地獄のタンゴとそれを見つめる少女
長すぎる長回しにうんざりしながらも惹かれる不思議な体験だった🌧️
特にイリミアーシュとペトリナが登場する、風が吹き荒む中を歩くシー…
このレビューはネタバレを含みます
わざとらしく閉められるドア、ドア枠だったり四角に囲われる人物など閉塞感の演出がすごかった。また、とにかく長く使われる間が将来への期待の薄れや退屈感を感じさせた。特に酒場で皆が踊るシーンのやるせなさた…
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