世界の見え方自体が少し(だが確実に)変わってしまう作品というものが確かにある。感動よりは畏怖に近い体験。
雨が白壁にうみだす陰翳が、モノクロとかカラーとかそんなものを超越した色彩をもって静かにたた…
美術館に来たみたい。丸と四角と波形が緻密に配置された風景に、人間が入り込むことで違和感が生じ、独特な世界観が広がっていた。
家族と犬の頭が水平に配置された構図は狙い過ぎて少しおかしみがあった。
物…
初タルコフスキーがこちらでよかったなと思うくらい美しい作品でした。詩的な映像と台詞、景観、長回しのショットととくに引きの画がどれも美しかったですね。主人公と監督自身を重ねているかのような望郷の念を感…
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