冬の札幌が舞台で白黒映画に雪が映えて力強い雰囲気を感じた
少し古い時代の話で難しさもあったがストーリーは問題なく追える。
暗い話だから当然だけれど、楽しさや希望があったらもう少し観るのが楽だったかも…
原作が原作だけに、終始、重っ苦しい感じでしたな。黒澤明の冒険的作品だったのかな。まあ、元々、黒澤明作品って、好きなものが少ないのだけれど。
少し時間が長いのを頑張って観たが、面白いかどうかと言えば…
とにかく長かったです。
私が見たバージョンは166分でしたが、これより長くしようとしていたなんて、個人的には狂気だと思いました。
かなり冗長なシーンが多かった印象です。
黒澤作品の中ではかなりテンポ…
ドストエフスキーの『白痴』に黒澤明がインスピレーションを受け映画化した実験的で野心的な作品
実験的というのは監督は今まで100分程の映画を多く撮ってきたが今作はまさかの約170分。元々は4時間もあ…
この作品を映画化しようという心意気は良し。
しかし、興行的にはどうだったのかね。
あの読みにくい作品をコンパクトにまとめたのは、良かったと思う。
読んでから観るか、観てから読むか。自分は読んでから…
このレビューはネタバレを含みます
原作:ドストエフスキー
舞台を日本に置き換えた黒澤作品。
三船敏郎 演じる赤間(ロゴージン)の存在感よ...。
小津作品の原節子とはかけ離れた役どころの那須妙子(ナスターシャ)も良かった!綾子(ア…
黒澤明がドストエフスキーの「白痴」を日本に置き換え、3時間の大作となった。
当初4時間もあり、会社側からカットしろと命じられた黒澤明が、「そんなにカットしたければフィルムをタテに切れ!」と言った話は…
ロシアの文豪ドストエフスキーの小説が題材。頭の悪い白痴の者こそ、心(魂)が美しいのだというテーマ。ロシア文学という題材がフィットしないのか、黒澤明の演出が悪いのか、まどろっこしくて全く感動せず。黒澤…
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