アメリカで暮らす日本人の芸術家夫婦のドキュメンタリー。特に夫の方はボクシンググローブに塗料をつけてキャンバスを殴りまくる手法で絵を描く作風などで有名な、世界的アーティストらしい。
ただ今作を見てい…
連れ合いの篠原有司男よりも、監督が中心にしているように、篠原乃り子の生涯や作品が興味深い作品。篠原有司男のアートは力強くユニークではありますが、ごりごりの現代アートらしく経緯や生涯、言動などをすべて…
>>続きを読むNYに暮らし現役で切磋琢磨し合うアーティスト老夫婦。
夫婦の無言の時間や、気まずい空気感も最高。
奥様の乃り子さんがとってもキューティーで若々しくて魅力的なキャラクター。
語られない数々の修羅場や…
観たいと思ってたの忘れてたまま時が経っていた。
いやあ、人生!
違う種類の花たちがひとつの花瓶に入っていて、栄養も取り合うし大変だけどふたりがきれいに咲くこともある、というフレーズがとても印象的だ…
篠原有司男は、1960年に日本で結成された芸術集団「ネオダダイズム・オルガナイガーズ」の中心的メンバーで、パフォーミングアートで有名である。のちにボクシング・ペインティングで有名となり、1969年、…
>>続きを読む芸術家で夫婦の篠原有司男さんと乃り子さんのドキュメンタリー。
有司男さんは「オラー‼︎」とエネルギッシュで体当たりな作風。
一方、乃り子さんは寡黙さの中で、有司男さんへ抱いた烈しい感情を筆に込めて…
アートと愛の、狂気と情熱に満ち溢れ取り憑かれた夫婦の話。
どこかで「芸術家は狂気を持ち合わせてないといけない」と読んだように、ここでも有司男は「アートは悪魔」だと言う。
だからこそ、苦しめられる…