なみのおとに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「なみのおと」に投稿された感想・評価

4.3
昭和8年の三陸津波の紙芝居から始まるのは、あの地域における大地震と津波の反復性を予感させるものであった。その意味で本作は「此処より下に家を建てるな」石碑の現代版とも言えるような気がする。

再見になりますが、あらためてとにかく語り部に寄り添って丁寧につくられている印象です。この撮影記録が製作なみのおとのYouTubeチャンネルにアーカイブが残っているので濱口監督の足跡を辿りたい方は必見…

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5.0

東北記録映画三部作におけるカメラの不在は決定的である。話し手の斜向かいに構えているはずのカメラが、いつの間にか周到に自分自身を消し去っているかのようだ。これは見る人たちにとっての不在ということではな…

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私は自分の住んでいた町を地元と呼んでた。
ふるさとって言葉を聞くと昔から心の奥がくすぐられる感覚があって、懐かしく思ったり、もう見えないものを思い出す感覚になる。だから、子守唄が好きじゃない。懐かし…

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4.4

会話劇じゃなくて、リアル会話でここまで引き込まれるとは。

これ上映機会が無いのもったいないよ。劇場スクリーンにこだわらなくてもいい作品だと思うから、ぜひ配信してほしい。

潜水夫をしている夫婦の津…

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濱は早く口髭を剃れ

 震災の現状を映す, というよりは生き残った人々が向かい合って対話した時にのみ物語り得る何か, 浮き出てくる何か, それは具体的に言えば「一個人が語っているのではない, …

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この形でも濱口監督みあるんやね。引き込まれる内容だったし、勉強になった。いいものを見た。

なんか最初やってること酷すぎね?って思ってたけど、彼らにとってmeditationになってそうでよかった。…

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あの夫婦を見て多少なりとも自分の両親を思い浮かべる人は少なくはないだろう
紅
5.0
自然の恐ろしさ
当時の撮影についてのお話も聞けて良かったです

濱口竜介監督トークショー付上映にて
atsuko
5.0

 震災をテーマにする時、どんな風に表現するか。少しでも焦点がズレていたり、思惑が見えたりすると、それは、本当にひとを傷つけることになりかねない。
 監督がおっしゃっていた、「あなたがどういうひとなの…

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