NOの作品情報・感想・評価

「NO」に投稿された感想・評価

とがり

とがりの感想・評価

3.0
1988年チリ、15年に及ぶ独裁体制を敷いていたピノチェト政権が、国際社会からの圧力を受けて提案した政権存続の可否を問う国民投票。
CM制作などを請け負うフリーのクリエイターだったレネは、NO派からの依頼を受けキャンペーン番組を担当することになる。
当初は棄権票が過半数を占める有様で、政権の出来レースだとレネも世論も諦めていたが、次第に広告マンとしてのプライドと信念に突き動かされ、キャンペーンに没頭するようになる。
レネの番組を観たNO派野党の、YES派現政権の、そして国民の反応は……

チリの未来を賭けて、レネの闘い、NO派の闘い、国民の闘いを描いた、事実を基にしたドラマ映画……のはずなのだが、あまりドラマ性を感じさせずどこか淡々とした印象。
題材が面白そうなのに、平坦な構成や演出でちょっと残念。
出来事を順番に撮って並べたような作りで、盛り上げどころで全然盛り上がらない感じ。

ガエル・ガルシア・ベルナルの内に秘めた闘志やクリエイターとしてのこだわりを徹底する感じが良かった。
ウィキペディアとかでピノチェト政権の概要と国民投票に至るまでを流し読みしておくとちょうど良かったかも。
844

844の感想・評価

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途中まで、
とりあいず暗いし活動家がプロパガンダで大統領たおそうとしてた、
わざとなんだろうけどアスペクトとかカメラとか照明とかカット割りとか編集とか金かけておんなじメッセージじゃだめなのかな?
制作費莫大なやつと同じ値段でみるのは詐欺にちかくなる。
ヨーコ

ヨーコの感想・評価

3.6
チリの歴史、独裁にNOと言えるプラットフォームそしてそれを最大限に活用し民衆に訴える力。シンプルだけどウィットに富んだ広告が多かった。そしてガエルガルシアベルナル大人の色気がすごい
ども

どもの感想・評価

3.1
ガエル・ガルシア・ベルナルが好きで観ましたが、実話ということですが、すごいなぁと思うだけかな。
チリ独裁政権下、信任投票の反対派の政見放送を作ることになった広告マンの話。当時の撮影方法で撮られているのでかなり荒いが、挟まれる実際の映像や資料をシームレスに見れるのがすごく良かった。

冒頭シーンの炭酸飲料cmのプレゼンテーションでレネが語ったように、この映画全体にも私たちが求めているものがあった。音楽、ロマンス、反逆、情熱!

ビジネスライクに戦略立てて映像を作ってくところから、エモーショナルな部分に浸食してく流れが静かだが熱い。
mayumidori

mayumidoriの感想・評価

4.1
くじけず信念を曲げない大切さ。人と議論し理解を得る事の尊さ。
あみめ

あみめの感想・評価

4.1
政治がらみのストーリーだけど、偏りなくてよかった。広告は人を動かせる。とはいえ「情熱」がそれをする、というような話でもなく。映像も割と好きで、みてよかったなぁ。中南米が舞台でガエル・ガルシア・ベルナルって本当に最高だ、、、。

結構最近の話なんだな〜〜。
翡翠

翡翠の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分の信念を貫き通すかっこよさ。シモンくんが可愛い。スケボーで道路の真ん中を滑るシーンがお気に入り。
とり

とりの感想・評価

4.0
※本作は究極のタイムスリップ体験をお約束します※
「先に言っておきますがこれは今の時代にマッチしたものです」1988年"NO"ピノチェト、少数派に燃える!皆が何の疑問も持たない絶対的体制を揺さぶる時=それは庶民の団結力(英訳するならWe Will Rock You♪)。"よくある話"と言えばそれまでなのかもしれないけどこれは実話だし、それだけ普遍的。時を越えるけど時代・年号を強く意識させられる。そういう物語に付き物の、相手にしているもののあまりの大きさに怖くなるサスペンスな瞬間もある。けど強いて言うなら「YESが当然勝つ」みたいなことを言いつつ、両勢力の宣伝戦は割とNO派が始終優勢だった印象で、もう少しハラハラが欲しかった気もしたけどこれもまた実話。実際の出来事を見事に映画として可視化できる映像として昇華することで描き伝える人類の歩んできた尊厳の旅路、強迫観念にも似た作り手の圧倒的熱量にタジタジでただ見入るしかない。類い希なる演出に純粋に1本の映画として驚くほど興味深い。画面も敢えてSD画質的な粒子の荒いものにすることで美術や衣装と相俟って時代感を再現していて、見ているコッチがその時代に紛れ込んだよう。広告とかも実際当時のものを使っているのだろうけど全く浮かない。本作の完璧なカラーバランスや特筆すべき美的センスばかりか、作中もしっかりと広告屋もしている。まるで記録映像のような体験だけど授業の時に見せられた眠くなるそれとは抜本的に何かが異なり、時を越えるパワフルなエネルギーに満ち充ちている。シンプルなタイトルまんまの勢いが突き刺さる。民主主義は便利な言葉でコンセプト=つまり見えない、解釈次第で今の日本にも当てはまる。この衝撃は『グッバイ、レーニン』を見たときに少し似ているようでまた違う気も(どちらがいいかなどと批評する気は無く)。流石ガエル・ガルシア・ベルナル(真ん中の襟足だけ長い)、意義深くスゴく良い映画に出るなぁ。いや、"良い映画"と単純に終わるものではない。それくらい強烈。エンドロールまで時代錯誤で美味しい。

「これじゃ人を動かせない」「何しろチリは今の未来志向ですから」

マルクス主義者売国奴
チリ、喜びはすぐそこに♪
TOMATOMETER94 AUDIENCE80
Critic Consensus: No uses its history-driven storyline to offer a bit of smart, darkly funny perspective on modern democracy and human nature.
マスメディアの影響はこの映画のように良い影響ばかりとは限らない...
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