ランボーの”ロマン”の一節、ヴァカンスの海辺の日差しに晒された少女の肌、虚構に身を沈め隙間を埋めようとするような情事、母への欺瞞のまなざし、時を経て完成された女性への憧れと、優越
気怠く、未完成で…
なんて繊細な映画。
フランソワ・オゾンすごい監督だわ、本当に。
なんでこんな微妙で繊細な心理描写を描けるのか?こんなにも微妙なニュアンスが、なんで観客にもきちんと伝わってくるのか?不思議で仕方ない。…
シーンごとに全く違った印象(年齢)を与える、マリーヌヴァクトの表情に釘付けになった。
男としては、女性のわからなさと魅力が詰まった作品。
けれど、核心に触れたような気にもさせてくれる。
ラストの…
大好きなオゾン作品。小品ながらも期待を裏切らない良作だった。
オゾンは終わり方が爽やかというか、ちゃんと自分を肯定して終わるのがいい。
自らの美しさを持て余した主人公。彼女はセックスを通して何が…
17歳という絶妙な年頃の繊細な心の描き方、終盤に空気を一変させるシャーロット・ランプリングの存在感。
歳が離れた兄弟関係もよかった。
ジャケットの女の子が微妙で避けていましたが、観てみたらすごく美…
人生で好きな映画をあげなさいって言われたら表向きはノーランの映画かバニラスカイと答えるのだけどほんとのほんとはこの映画。
女の子がほんとに美しくてわたしは何故かこの女の子に共感もしちゃってた。若いと…