このレビューはネタバレを含みます
「オーバー・フェンス」よりも直接的に描写される閉塞感の中で、菅田将暉の演じる拓児だけが無垢な明るさを放つ演出が作品を唯一無二にしている。「そこのみにて光輝く」とは、このどん詰まりの環境下で何かを突破…
>>続きを読む呉監督の作品を連続して観てるのだが、演出が確かで飽きさせないなと。
世に出るきっかけになったこの作品もところどころで象徴的シーンが多くて面白い◎
・海辺で達夫と千夏が泳いで近づくシーン=互いにしがら…
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千夏を取り巻く環境が本当に酷すぎて、見ていてしんどい。達夫は最初全然ダメ男って感じだったけど、話が進み、千夏に関してはちゃんと行動を起こしていくようになるにつれ、2人が穏やかに過ごせますようにという…
>>続きを読む家族の繋がりの話。一生付き纏い続ける関係だけど良い面も嫌な面もある。
大城兄弟と達夫は移動を徒歩と自転車でしていたが、家族がいない松本と、家族との関係をほとんど捨てている中島は車で移動している。移動…
菅田将暉、邦画を観るようになってから、よく出て来るけど、今回が一番役者として魅力を感じて名前まで知った。
とてつもなく暗く運の無い、もしくは教育とかけ離れた育ちをした家族と不運な青年の出会い。
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©2014 佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会