
このレビューはネタバレを含みます
珍しく友人から今すぐこれとat Landを観ろと連絡が来たので鑑賞。さすがすぎるチョイス。
花という愛を拾った自分の影が追いかけていたのは愛を置いていった彼の残像で、追いかけるサイクルの中現実と夢…
マヤ・デレンの実験映画。死の香りがする夢想の世界かとおもいきや…走馬灯か。時系列を破壊するナイフと鍵と鏡が死の世界にさそいこむ。
女性の独壇シーンは独特のカットで
光と影からの階段が象徴的だが、…
「この映画はまさにsemiotic (記号論的)だ」という海外の人の感想をYouTube上で見つけ、またそのコメントに割といいねがついていたのだが、咀嚼しきれず考えこんでしまった。そんな中で思いつい…
>>続きを読むウクライナの前衛的監督マヤ・デレンの短編。主演も本人。
白昼夢のような映画。別次元に迷いこみ、閉じ込められてる感に心酔。迷い、出れん。
デヴィッド・リンチ的迷宮感のルーツになるのかな?
『午後…
目黒シネマ マヤ・デレン作品集
音楽: 伊藤貞司
『午後の網目』(14分)
・上から伸びてきた長い模型の腕
・白い花を置き、fixで影が移動
・自分を見ている自分
・階段の紙芝居のコマ送り
・鍵、…
ジャンルにも物語にも依存しない、極めて個人的で詩的な映像作品。
たった17分の間に、時間・夢・自己・女性・映画といったテーマにぐるりと包囲され、やがて現実に戻ってくると、自分の手のひらすら見つめ直し…
最初は音楽が怖うるさくて嫌だなぁ…しか入ってこなくてあんまりちゃんと見てなかったけど、無音版では改めて食い入るように見られた。
最初に影だけで花を掴もうとしたり、影だけ先に走っていくように見えたり…