基本的にリリアーナ・カヴァーニの作品は鮮烈さというより変なねちっこさがあってどうも苦手なんだけど、若い頃から逞しく大胆なシャーロット・ランプリングには惹かれるものがあったし、最後に主役二人が昔の格好…
>>続きを読むこれは高3の時にリアルタイムで観た作品だったけど、シャーロット・ランプリングの退廃的な魅力が強烈で、忘れられない作品になりましたね。
当時の私には少し難しいラブストーリーだったけど、比較的最近観た…
エロ映画として有名だが、エロを目的に見ると、なにがなんだかわからないで終わってしまう。ありていに言って、少しもエロくないからだ。テーマもエロではない。いまでもR-18だが、たしかに露骨なシーンはある…
>>続きを読む【こもけんのレビュー】
2020/06/13 15:04
正常か異常か誰が決めるんだ?
みんなが決められるなら
それは“誰も決められない”に等しい。
正も異も存在しない。
一度押された烙印は二度…
元ナチスの将校とそいつに収容所で痛ぶられていた女性が数十年ぶりに再開。当時を回想しながら再び歪な関係が始まる。
確かにこれは歪な愛ではあるが、権力者と無力な者の関係性だ。例えば虐待する親から逃れる…