「どんでん返し」というわけではないけど、まさか後半にこんな展開が待ってる映画だとは想像できなかった。自分の人生を生きるということ。これは刺さった。
主演のアガタ・クレサの真っ黒な瞳に吸い込ませそうに…
モノクロのなかに映し出される映像美。綿密に計画された構図が、ストーリーを引き立ててます。
静かな雰囲気のなかに響く、様々な音が凄く印象に残ります。
イーダの揺れ動く心情、ポーランドの明暗などが描かれ…
1962年、ポーランド
修道院で生活するアンナは叔母の存在を教えられる。叔母から本名はアンナではなくイーダであり、あなたはユダヤ人であると知らされたのだった。
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モノクロ。すごく静かな作品だった。…
このレビューはネタバレを含みます
修道院での食事。森の中を歩き、遺体を掘り起こす男、それを見つめる2人。埋葬から帰った叔母が窓から飛び降りるまでの一連のシーン。亡くなった叔母の部屋を訪れ、ドレスを纏いハイヒールを履いてタバコを吸うイ…
>>続きを読む静かな映画で出だしゆったりしていたので途中眠たくなった。見終わってから少し気になったので解説を読んだところ、ユダヤ人なのにキリスト教を信仰していることが問題であったことを描いていたのだと知った。ポー…
>>続きを読む2015.5.6 ギンレイホールにて
アカデミー外国語映画賞受賞作品、気になっておりました!
幼くして戦争孤児となり、若くして修道女となったアンナが自らの出生の秘密を調べるため叔母の元へ。
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ハイキーなモノクローム映像と被写界深度の浅いフォーカスがうつくしい。現実と孤独を受け入れて寡黙に生きるイーダと叔母のヴァンダとが選んだ結末は、対照的で感慨深い。傍らに眠るミュージシャンを後にしてむか…
>>続きを読む© Music Box Films 2014