借金の取り立て屋に妻(志水季里子)を強姦された男(寺田農)が、その腹いせとしてホテトル嬢(速水典子)に狼藉をはたらいてしまう。人生の瀬戸際に立たされた男女の交流劇を描いている、日活ロマンポルノ。ディ…
>>続きを読む今作に限ったことじゃないけど、雨とかシャワーとか上から何かが降ってくるシーンも印象的だ。寺田農のアパートの壁もそうだし。なんなら何回も行われる階段の運動も。
噂には聞いていたけど、港のシーンとラス…
長回しなのに、あざとさがない。ショットの最初と最後に映すべきものがきちんと設定されているからだ。
性の艶かしさも、暴力の渇きも、ほとんどない。冒頭のラブホテルのシーンも、どうも暴力性が剥き出しにはな…
寺田農さんが亡くなる数日前に拝見。御冥福をお祈りします。
彼がまだ売れる前に出演したのだとばかり思っていたら、おっと、驚きのちゃんと食えるようになってるのに出演されたようで。しかも若き日の愛しの佐藤…
夜の港のシークエンスの素晴らしさ。
中川梨絵が会社に殴り込みに来たときの長回しもよい。
あとは何と言ってもラストの階段でのすれ違い。あの花吹雪や子どもたちは何なんすかね。わけは分らないけど感動的だ…
寺田農(みのり)氏を偲んでパート2。
本作は岡本喜八監督の名作『肉弾』の初主演から17年ぶり、寺田農42歳のときの2度目の主演作。
当時売れっ子だった相米慎二が『魚影の群れ』と『台風クラブ』の間に撮…
ロマンポルノにしては絡みが少なく平凡で、どちらかというと相米慎二が大人の色恋を描いた一般映画。タクシーのシーン、海辺(落ちそうで危ない)のシーンは、一目見ただけで相米作品だと分かるぐらい、カメラも被…
>>続きを読む日活株式会社