ペーパー・ムーン(1973)の「詐欺師」からもじって『紙の月』なのでしょうか。紙で作った月すら本物と思わせる様に自分で自分を騙してしまうがいずれバレる。
「最後の一葉」(小説:オー・ヘンリー)の様に…
主人公が常に自分可哀想みたいな顔をしていたせいで空気がどんよりしていて、見ていてずっと退屈だった。
横領した理由もくだらないし、逃げ切ったこともつまらなかった。そもそもこんなに上手くいく風に終わらせ…
与えることに慣らすと払ってもらえるとナメてくるそれは男も女も一緒
結局は横領なんかせずに真面目に働いて
稼いだ金で生きろってことですね
ちょっとしたズレでこれぐらいならいっか、
元に戻せると思ってし…
角田光代の小説の映画化。
ドラマも小説も知らずの鑑賞。
とにかくキャストが良かった。キャラクターとのバランスが絶妙。
人はほんの一瞬のつまずきで良い方にも悪い方にも転がっていく。その典型。
人生の…
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