初めてWOWOWオンデマンドしてみた!昔から観たかったやつ。神代辰巳×中島丈博×姫田真佐久。全てがゲージュツ。黒塗りで画面隠れがち。WOWOWのR15版だからかな、オリジナルで観たい。とにかく全ての…
>>続きを読む前作『四畳半襖の裏張り』とは何の関係もない、冒頭の関東大震災から太平洋戦争へと向かうプロセスを神代辰巳らしく不穏にエロティックに紡いだポルノ映画。
主人公の少年(中澤洋)のユニセックスな存在感もさ…
超ド級の傑作。
「男と、女にゃ、アレしか、ないんよ、万歳!」のセリフで兵士を送り出す女がラストカットっていう…なんなんだそれは。
正太郎という青年が男も女も魅了し、誰の布団の中にも抵抗なしにするり…
ある意味、戦争映画といってよい。激しい戦闘があるわけではなく、苦しむ国民が描かれているわけでもない。
戦争をしているが、日本に空襲が起きてはいない。ただ、日々若者は戦地に出征していく。日常の中に、確…
今作と『ブリキの太鼓』を並置して語っている人がいて、なるほど。戦争を背景にした成長しない少年の物語はたしかにそっくり。シュレンドルフの映画版はほとんど憶えてないけど、たしかぬるぬるした鰻と主人公の少…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
神代監督の四畳半布団の中の悪童
1974年、脚本中島丈博、監督神代辰巳。
日本の映画会社、にっかつ。
一時代をロマンチックなポルノ、浪漫なポルノを目指したかどうかは、わかりませんが、にっ…
性の営みが身近な存在となっている色街で生まれ育った少年(中沢洋)が、無自覚的に生きる活力を振りまいていく。大正・昭和期の性文献「高資料」を題材にしている、日活ロマンポルノ。同監督「四畳半襖の裏張り」…
>>続きを読む