そのカメラで写真を複製すると被写体の人物が死んでしまうという不思議な現象を利用し、善良な男が悪人退治にのめり込んでいくコメディ仕立ての寓話的な作品。ネオレアリスモで世界的に認知されたロベルト・ロッセ…
>>続きを読む写した姿で殺すカメラを持った男が続々出てくる悪人達にシャッターを切り、街を平和に導いていく。その力は神か悪魔か、いずれにせよ人が持つべきものではないと気付かされる寓話をドタバタ演劇風に。
最後に明…
写真家の元に突如現れた一人の老人。彼により写真を取った人物が亡くなると言うカメラを手に入れたセチェレスティーノは次々に悪人の写真を撮影するが……
結構おちゃめな描き方の喜劇だった。アメリカ人の服装が…
イタリアの海辺の街で聖人祭の夜、老いた浮浪者が写真屋に転がり込む。善人は悪人を殺して善行を積まねばならんと過激なことを主張する爺さんは、そのカメラで悪い奴の写真を写して見ろという。店の主人が言われた…
>>続きを読む〜私人逮捕系の人々へ〜
この映画には教訓がありました。
慎ましく善行を積みなさい
悪行を拒めば救われます
罰する前に3度考えなさい
カトリック系のところはすこし堅苦しいが、普通に喜劇。
最初と…
どくさいスイッチでありデスノートであり、資本主義の断罪や信仰心で上塗りしてもロッセリーニのアメリカ嫌いが露骨に出てる。
とにかくずっと漂ってる異様さが良くて、パレードの野次馬から突如1人の老人へ…
面白い。ドラえもんみたいな話だなと思ってたら、本当にカトリック版ドラえもん、もしくは星新一みたいな話。紙芝居的な冒頭の入りなんやねん思ってたけど、神お手製の寓話ってことかな。ひたすらにステレオタイプ…
>>続きを読むプリパラ経由でタイトルだけ知ったままだった映画。
舞台となる箱庭作りから始まる奇怪な演出。箱庭の内に映されるのは、身勝手で俗人だらけの人間達、有力者、貧民。
そんな世界に住み、聖人アンドレアを祀る祭…
2023.0727
シネマヴェーラ渋谷で
「無防備都市」からロッセリーニにハマりはじめたので、タイトルに目を惹かれて鑑賞。
主人公が坂を勢いよく駆け降りたり、少年たちが美女見たさに、壁を登ってイタ…