増田壮太の出戻り後の活動地域、規模、楽曲の構成、バンドの方向性、数少ない理解者との会話、就活、フィクションパートの暴力的な挿入、カメラ前での暴走、自殺というキーワード。ほとんどの要素が容赦なく自分史…
>>続きを読むとあるバンドのドキュメンタリー制作中に、フロントマンが自殺したら。
フィクションパート含め、複雑な時系列で並べられたフッテージ一つひとつに、モラトリアム期特有の痛々しさが克明に記されている。けど、…
便宜上スコアをつけたけど、これは普通の基準で良し悪し測るのは不可能だと感じた。もはや映画というか、監督の執念や情念そのものを、作品としてちゃんとブラッシュアップせず歪な形のままパッケージングした映像…
>>続きを読む死。をとらまえようとすること。
その理不尽さに抗おうとすること。
その為に必要な在り方を探ること。
ただ有りのままを映し出すこと。
時間を遡ること。
故人だと分かっているが故にその葛藤や矛盾に思…
自殺したミュージシャン志望の友人の生前の姿を収めたドキュメンタリー。
モラトリアム期の良い感じの自意識の垂れ流し具合と挫折とが、かなり克明かつ赤裸々に記録されてます。
市民ホール的な所で演奏する…
フィクションパートは映画として、ということを考えるなら絶対いらない。でもそうでもしないとこの映画を完成させられなかったんじゃないだろうか。それが監督自身の壮太さんの自殺への向き合い方だし逃避でもある…
>>続きを読む「監督失格」モラトリアムver
増田壮太の歌声が心を揺さぶる。
フィクションパートに関しては正直要らない気もしたけど、太田監督自身が若かりし頃に増田から怒鳴り散らされた「映画の一本ぐらい完成させろ!…