日本の悪霊に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『日本の悪霊』に投稿された感想・評価

Kintoki

Kintokiの感想・評価

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掴まれる。
何にだろう?

戦争やテロの前線に、レールに乗せられ駆り出され死んでしまった若者のとなりで生き残った人はどう生きるか?
どこかに大悪がいるはずなのに、そいつら笑っている。
告発すること…

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鈴渚

鈴渚の感想・評価

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黒木和雄作品で個人的に最も難解…日本版罪と罰とも言われるらしいが一回見ただけじゃわからない
岡林信康の歌が印象的

自分が佐藤慶を認識したのは井上ひさしのドラマだった。滑稽で、そのくせ哀感があり子供心に凄いなと思った。それ以来彼のファンなのでもう彼の格好よさだけで満足。粗削りで素人臭くてパワーで押しきるタイプの作…

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床ずれ

床ずれの感想・評価

3.5
佐藤慶の魅力満載
面白かったような、面白くなかったような、捉えどころのない、すぐに忘れてしまいそうな映画。高橋和巳の原作の方が気になる。
otom

otomの感想・評価

3.6

全共闘臭が過ぎる気もしなくもない。どこらへんが罪と罰なんだかよく分からん。佐藤慶を始めとして、出てくる役者は好きな人ばっかりなのだが、印象に残ったのは岡林信康のみ。もうちっと映画の体を成していた方が…

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画は強い(アップが多いのは気になる)が、演出はいかにもATG。好きでも嫌いでもない。『昭和残侠伝』のアレはビビる。アングラロリータ。フツーに娯楽映画としても作れると思う。

黒木和雄の実験精神溢れるロックな作品

早川義夫のラブ・ジェネレーションから始まる導入部から当時の日本映画としてあまりに斬新なものがあったし、佐藤慶の一人二役も途中からどっちがどっちの佐藤慶か曖昧に…

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闘争。闘争。闘争の歴史でしかないのだ。焼野原。戦争。埋立地。名もなき犠牲者。声なき声。埋もれたマグマがフラッシュバックする。昭和の原風景に生きる市井の人々の中に強烈なフィクションが強引に介入してきた…

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中庭

中庭の感想・評価

3.0
例えば同期されていない間の抜けた咆哮の応酬と、手持ちで撮影された躍動感に満ちた身体のやりとりの分裂的表象。政治的な分派闘争をとらえようとする当時の黒木の映画話法の一つとして、積極的に用いられている。
お洒落で格好良くて1970年の日本にこんな映画があったんだなと感心してしまった。

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