妻への家路に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『妻への家路』に投稿された感想・評価

中国映画初心者に優しい設計だった。
今生が冬に終わっても、「また春がくるよ」と二人に伝えたくなった。

看板で描く諸々の移り変わりがめっちゃイイ。
病気と老いの進行の描写も日本ほど“ドラマチック”じ…

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KOU
3.4
文革の忘れられた人。切ない。そんな表現しか出て来ないけど、なんか重い。
juri
4.0

これは役者さんの演技が光る作品でした。
妻役のコン・リーさん、夫がアクションを起こすたびに今度こそ思い出したか…?と観客に思わせる微妙な表情が上手い。"手紙を読む人"となって歓迎されるシーンは切なか…

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うーんこれは余りにも切な過ぎる。命はあっても文化大革命の犠牲者。側にいる人を待ち続けるなんて支え続けるなんて。可哀想過ぎる。まさに妻への家路。コン•リー儚く美しい。ラスト泣ける。
KSat
3.8

THE「張芸謀先生の中国近代史講座」系映画。

文革で収容所送りにされていた主人公が20年ぶりに帰宅すると、妻は自分の存在を認識できなくなっていた。こうして、夫の妻に思い出してもらうための涙ぐましい…

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時代のうねりに巻き込まれて
離れ離れの君と僕

時の流れは残酷で
君に残されたのは思い出だけで

僕の手紙を読む僕の
目の前の君の瞳に映るのは

あの時の僕と同じ僕なのに
君はおそらく分からない

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3.3

このレビューはネタバレを含みます

コン•リーさんが気になってこの作品に行き着く。
中国の歴史的なことは全く知らないが、大変な時代背景。
離れ離れになって20年という夫婦。記憶喪失になった妻に自分を思い出してもらおうと奮闘する夫。妻は…

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hachi
3.6
夫を忘れた妻をどうにかして思い出させようとする夫の甲斐甲斐しさよ。切なすぎる。『君に読む物語』ににたところある。
記憶を失った妻を支える夫。娘の立場も複雑でつらい。初恋のきた道やサンザシの樹の下でとは少し雰囲気が違って、しっとり落ち着いた感じなのにグッと来る系(特に後半)。

いい映画でした。

記憶が戻らなくても、また夫婦に戻らなくても、
「手紙を読む人」として仲良くつき合って暮らせれば、
それはそれでいいんじゃないかとも思う。

ちなみに、俳優さんがとてもわかりやすい…

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