冒頭から映画タイトルが出るまでの十分ほどは、ぐっと引き込まれた。なるほどこの設定に対してこの映画はこういうスタンスでいくのか、というのがうまく示されていたし、明暗の使い方が面白かったりして印象に残る…
>>続きを読む鎌倉市川喜多映画記念館にて。
公開時に劇場で観て以来スクリーンで見た。
劇場で見ると本作がシネスコで撮られているという
事実が改めてよくわかる。
生者と死者のロードムービーということもあって
画面内…
生霊が人間の様に違和感無く暮らしている港町の岸辺の旅。
この手の作品で黒沢清の死生観を観るのは斬新だった。
糟糠の妻でありながらもどこか切ない雰囲気を醸し出す深津絵里の存在感は唯一無二だしあまりに…
(C)「岸辺の旅」製作委員会