失踪していた夫が死者となって妻を訪ねてきて、彼ゆかりの各地を巡るため、夫婦で旅に出るロードムービー。
夫がお世話になった人々を訪ねる形で
旅していき、いずれも懐かしい地方の町の風景で心癒されるし、…
生と死の境目(彼岸→岸辺)の曖昧さを、
未練を残し現世に滞在する霊を通して描いている。
あくまで霊は生を延長して、その境界を有耶無耶にしている存在という解釈はすごく頷ける。
霊と生きている人間を差別…
各地に訪れ、新しい人と出会っていく構成のロードムービーは小さな物語をわかりやすく順番に並べている構成なので、むしろ旅以前と旅以降の旅行者の人生も強く意識させる。こういうのずっと見てられる。虚な主人公…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
死者が蘇り、生者と過ごす。こんなSFチックな話なのに、派手な効果音も、エフェクトも無い。一瞬、『自主制作』か?っと思ってしまったくらい。でも、監督を見ると、『黒沢清』だし・・・・。今作の中心は、生者…
>>続きを読む(C)「岸辺の旅」製作委員会