きみはいい子の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

anna

annaの感想・評価

5.0
邦画の中で1番かもしれない
いまの自分だから感じられたことたくさんあった
間違いなく良作。そんなに肩肘はる必要はないんだよって安心させてくれる映画。そして頑張りすぎてる人を「大丈夫だよ」って抱きしめる心を持てたらいいなって思わせてくれる映画。

学級崩壊、ネグレクトを受ける生徒、虐待をやめられない母…とかく問題は山積みだけど、全ての解決の鍵は「宿題」にあるのかも。
胸にグサッとくる。
誰かに弱さをさらけ出したくなった。

子どもたちが親に抱きしめられた感想を言うシーンが良かった。
高良健吾かっこよすぎ。
観れて良かった。本当にそう思えた映画。大人はみんな観ておいた方がよい。「役者殺し」の映画や監督が多いこの世の中、こんなにも役者が輝いている作品は観ていて邪念をすてて映画に吸い込ませてくれる。これも監督のチカラなのでしょうか。そこのみにて光り輝くにハマった私。先日行った海外のドキュメント映画の試写会にトークゲストとして来ていた呉美保監督は「自分の映画では、エンディングは主人公のその後を想像できるに心がけている」みたいなことをコメントされてました。頷く私。頷く、頷く。そんなんです。そこなんです。

そこのみ〜に出演されていた池脇千鶴さんの子持ち団地ママっぷり、高橋和也さんの支援学級のベテラン先生っぷりは最高でした。「こんな人たち、いるいる!!」感満載。そこのみ〜では、あ〜んな関係だったお2人が本作では。ありがとうミポリン監督!!次回作待ってます!!
nana

nanaの感想・評価

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「万引き家族」とセットで観たかった映画。
「万引き家族」では、残酷なまでに『正しさ』をぶつけてきた高良健吾さんと池脇千鶴さんの役。
今作では、児童や親への対応に追われる小学校教師と、子供ふたりをもつ母親の役をそれぞれ演じています。

次々と問題が発生する小学校、どうしても幼い子供に手を上げてしまう母親、認知症気味の独居老人など、社会の問題点を描いた群像劇。
群像劇だけれど無理やりそれぞれの人に関わりを持たせて描くのではなく、あくまで同じ地域にいる、というくらい、多分あの人とあの人は夫婦なんだよな?と匂わせるくらいなど、やりすぎない繋がりとして描いていました。

驚いたのは子役。
どうやって撮影したのか?というより、あの「トガニ」同様、よほど慎重に気を使って撮影したのだろうと思わせる尾野真知子さん演じる母親の虐待シーン。
観ていて辛かったです。
あと、自閉症?何らかの障害があると思われる少年を演じた男の子が物凄かった。「ギルバート・グレイプ」のディカプリオを思い出しました。
本当にそういう子なのかと思って…ここだけ急にドキュメンタリーになったのかと思ったくらいでした。演技だったとは…凄いです。

下手するとちょっと説教っぽくなりそうな、美しすぎになりそうな終盤のとある宿題のシーン。
ここでの児童たちの宿題をやった感想を話すシーンが本当に素敵で!
(あのシーンは高良さんと子役たちのアドリブらしく、実際に宿題をやってきてもらったのかな?)クソガキめ…と思っていた子供が「あぁもう最悪!」って感じで恥ずかしがるとことか愛おしくて仕方なかった。
ひととおり聞いた後で、先生が絆とか美談的なことを語るんじゃなくて「先生もよく分かんないんだけどね!」っていう感じの結論になったのも好き。
そして、単なる良い話で終わる訳でもなく、宿題をやってこなかった子がいる苦さ。

どうか、彼等に一筋の光があると信じて。
何かが変わっていくと信じて。

今作の呉美保監督、是枝裕和監督、そして橋口亮輔監督(この作品を観てこの人の作品を凄く思い出した)あたりがいる限り、まだまだ邦画も大丈夫だ…なんて知ったようなことを思ったのでした。

このレビューはネタバレを含みます

高齢者の一人暮らし、小学校、旦那が単身赴任中で親子2人暮らし、ととある地域の少し何かを抱えたそれぞれの物語かと思ったけど、そんなシンプルなものではなくて...
高齢者の一人暮らしで万引きをしてしまう人。
小学校でのいじめ、クラスで他の子と同じように授業を受けられない子、家庭の事情。
教育、愛情、しつけ、虐待、暴力..どんな感情かもはやわからない母親...
ぐろいとか汚いじゃないのに、あまりに淡々とリアルで観るのがつらい場面も結構あった...
私が教師になりたくない理由がてんこもりだったし。笑 
結局他業種の人に「38人一気に見てから口出せ!」って言ってしまうんだろうな...そういったとこもリアルで...

家に帰れない男の子。叩かれるのが怖くてごめんなさいよりも先に頭をかばう女の子。どれも地域を変えたって絶対にいるし、解決していない問題だらけ。
親子パートに関しては、池脇千鶴が演じた女性が、よくあんな小さい子ども2人いる大変な時に他人の家庭の事情に感づけるな..なんて思ってたけどそれは見事なもので同じような経験者だったから。と。あーいう存在が一人いるだけできっとあの親子は救われた。
おばあちゃんもあの少年やその母親と出会ったことでお互いにいい存在になったんだろうし。
高良健吾扮する教師がもう本当に大変そうで..子役たちへの演出がすごく気になる、皆とてもリアルだった。こんな子おるおる!だらけで。
正直あのクラスの問題は解決していないし、多分全部はしないのかもしれない(女の子のいじめ、授業中トイレ問題など)。でも、先生が自分が家族と肌を触れ合わせて感じた「人にしてもらったことを人にできる子に」という宿題はとてもよかったし、子どもたちに1ミリでも何か残ったのではないかと感じたし、そうやって1つ1つ解決しようとする先生..という意味で、ラストもきっとあの家に走ってあの生徒を抱きしめてあげるんだろうな。とは思ったけどその後はわからない。殴られてる生徒がいるかもしれないし、手首を切ってるかもしれないし、お父さんと抱き合ってるかもしれないし、お母さんと逃げたかもしれない..映画として観ると綺麗な結末を求めてしまうけど、リアリティが先行して、終わりのない、もしくは単純に終わることのない問題っていう意味ではああいうラスト(映画としてとりあえず終わらせた)でよかったのかなーなんて・・
問題は明白なのに解決が難しい。ということ。

「きみはいい子」と頭をなでて言ってくれる人がいるということが大事。
しかもいつどのタイミングで誰が、というところまで...
M川A氏

M川A氏の感想・評価

3.8
邦画の役者への依存度がよくわかる。演出は役者の邪魔にならない絶妙さ。
子供の親に対する愛情というものの実際はわからないけれど、少なくとも劇中のそれは美しいし、親はそれに応えてあげなければいけないのだと思った。
最後わかりそうでよくわからなかった。
saori

saoriの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

やさしくすると、どこかでやさしさがかえってきて、また誰かにやさしくしようとおもう。
あと、ハグって大事だな!
なにも言われなくても、それだけで強くなれる気がするなぁ

「幸せは、晩御飯を食べて、お風呂にはいって、お布団にはいって、お母さんに”おやすみ”を言ってもらうときの気持ちです。」
っていうセリフが印象的。

そしてやっぱり小さいころの親や環境の影響ってほんとうにすごいんだなと改めて。
M

Mの感想・評価

5.0

ママ友ってくそだるそう
序盤から結構引き込まれた
虐待としつけの境目って難しい
私の親もどちらかというと尾野真千子みたいな親だったからみていて死ぬほどしんどかった
自分が優しくすれば子供も人に優しくするってその通りでしかない
みんな褒められたいし認められたい
見てて色々辛かった 泣けた
池脇千鶴いいキャラしすぎ

久しぶりにいい映画みた
いいシーンは多い。子供達に課した宿題とか、それを思いついたがんばってがんばってのシーンとか、、、ほかにも
けど盛り上がりに欠ける。。