きみはいい子の作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

「抱きしめること」「褒めること」

愛を持ってこれが出来ることが、いかに大切か、そして、人によっては何故それが難しいのかをどこにでもいる、どこにでもある重たいテーマを重たいまま描くのではなく、色んな世代の登場人物を絡めながら描くことで気づけば、少しずつだけど光や暖かみが出来てくる作品だったな、と思う。子育てに悩むお母さん、愛されたかった大人、今が辛い学生さん…全ての人に見て欲しい作品。みんな、頑張っていて、いい子。

このレビューはネタバレを含みます

語彙力ないためまた長々いきますよ!

まず!序盤は、邦画はやっぱ長いわ~、、、何て思いながら…そして胸くそ悪いわぁ。なんて描写もあり…
しんどいなぁ…と思ってたけど。
3つの物語が同時進行に描かれてたらそりゃそうか~に、変わり。
いつこの人達がどう交わるんだ?
なんて思ってたらそれぞれの物語がしっかりとあり。

ちゃんと、ハッピーエンド。(一応ね)

子供たちが親にハグしてもらってどうだったを、答えてるくだりなんてわざとなのか?とってもリアルな映像、表情。
涙が止まらなかったよ。

でもなんなの!?最後なんなの!?
こんな終わり方ある!?
そこだけがモヤモヤモヤモヤしてるので評価下げました。
「うちはうち、そとはそと」。親から子へと、幾度となく、時に理不尽とともに告げられる言葉だ。本作は「うち」と「そと」の強烈なコントラストが、外界との交わりを拒む心理を象徴している。晴れた日の「そと」で明るく振る舞う人々が、扉を隔てた暗い「うち」の中に苦しみや痛みを封じ込める姿を場面を変えて描く。他方、互いが心を開くシーンでは、悪天候で暗くなる空や室内に差し込む外光や花びらが「うち」と「そと」の境界を壊す役割を果たしている。核家族の孤立や教育現場の葛藤といった時代性を映しながら、「人と人がいかに関わるか」という普遍的なテーマを克明に描く。新米教師は暗い「うち」に介入する桜の花になれるだろうか。
kaco

kacoの感想・評価

3.5
「抱きしめられたい。子供だって。大人だって。」
何歳になっても人って、人に頼りたかったり、味方が欲しくなったりするものなんじゃないかな。
言葉がなくたっていいから、自分に”頑張ってる”人に気づいて抱きしめられるような人でいたいと思った。

宿題を出された時の、1人の生徒の「宿題をやってきます!」って涙ながらに言ったのが心に残っている。
Yuji

Yujiの感想・評価

4.6
心が軽くなる、幸せになるいい映画だった。
心が苦しなるし、重たくなる映画でもあった。

時をおいてもう一度見たいと思える映画でした。
公開当時、教育関係に勤める大学時代の友人からこの映画を勧められ、そのころは本作で描かれるDV、いじめ、ネグレクト、学級崩壊など、そむけたくなるようなハードな内容に興味があまりなかったこともあり、敬遠していたのですが、ふと思い出し観賞。

監督は『オカンの嫁入り』『そこのみにて光り輝く』などで知られる呉美保。
封切りされた2015年は監督自身、第1子を出産されその直後には本作を出品したモスクワ国際映画祭に参加後、本作の舞台挨拶などに登壇されたという。なんたるパワフルな!

で、観ての感想ですが、これは大傑作でしょう。
劇中の出来事はハードであるにも関わらず、この映画が伝わんとする「自分自身を癒し、他者を包み癒すこと」を、ポスターのビジュアルどおり大人目線で描かれる目線がとにかく優しく温かい。

ダメとはわかっていても不可逆的に家庭内暴力を繰り返してしまうある母親に対し池脇千鶴演じる母親が劇中、「○○さん、子供のこと頭なでないんですね」というセリフには、私自身新米父としてハッとさせられた。
(私自身は決して暴力振っていないです、ということは一応注釈させていただきます)

他にも、ネグレクトにあっていると思われるある生徒と、高良健吾演じる担任教師が会話する場面で心理的距離を詰めようとするときに生徒から「ぼくも揚げパン好き!」という無邪気な返答があったが、あのシーンも、その後描かれるその生徒の背景を思うと身につまされた。

このように、セリフ1つ1つはテーマを直接言うようなメッセージラインではないものの、とても自然な会話のなかからふいに現実を見返してしまう衝撃を受け、言葉選び・話運びがうまいなぁとうなされた。

高良健吾演じる担任が生徒に課す宿題の発表シーンは映画的に盛り上がりそうなのにあえて外す担任の抜けっぷりや、核心に触れそうで触れないラストの演出もうまかった。
大満足。

本作以降、新作のない呉美保監督ですが(育児休憩中かな?)、『そこのみにて光り輝く』も大好きな忘れがたい作品なので、ぜひともまた新作、待ってます!
えぇ~!これで終わり?!
このあとどうなったの?!
めっちゃ気になるんですが!!
っていう終わり方でした。
個人的には、この問題はきちんと解決して終わって欲しかったですけど、でも現実はそんな簡単に解決できるものじゃないですからね。
この終わり方が妥当だったのかもしれません。

何はともあれ、心にびしばしくる映画でした。
あー、出来るものならもう一回子育て最初からやり直したい。
私はちゃんと子どもを抱きしめてなかったような気がして。
スキンシップって大切なんだなって、この映画観て改めて思いました。
好きじゃなかったら、大切に思ってなかったら、抱きしめたいなんて思いませんもんね。
あー、でもやっぱり日本人気質なんでしょうね、ある程度大きくなった自分んちの子どもはなかなか抱きしめるなんて出来ない。
照れ臭くて。
欧米人みたいにサラッとハグ出来たらいいのに。

宿題の報告、ドキュメンタリータッチで描かれていましたが、あれは本当に子ども達が家族に抱きしめてもらって来たんでしょうね。
恥ずかしそうに報告する口調は、まさに「素」の声。
岡野先生、いい宿題でした。

今からでも遅くないかな。
私も子ども抱きしめよう。
なんだよ、かーちゃん、キモいし!って言われそうだけど。笑
めり

めりの感想・評価

5.0
細かい演技がイイんです。すごくリアルというか。ナチュラルというか。出演者全員がイイです。
現実にありうる話すぎて、子を育てる大変さを感じる…。お腹を痛めて産んで、毎日の生活に追われて自分の時間も余裕も無くなって。
手をあげてもママって引っ付いてくる子供、よその家が幸せそうでも自分にとってのお母さんはやっぱり一人だけなのかな。
6

6の感想・評価

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鑑賞日 : 2016〜2018の間
鑑賞方法 : DVDレンタル