彼方からの手紙の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 9ページ目

『彼方からの手紙』に投稿された感想・評価

oa

oaの感想・評価

4.6
ただのロードムービーかな〜って思ってたら流石の展開だった
瀬田監督好きだ〜 音楽の使い方が超素敵だった………ちょっぴり切なくなる……
現実と想像。過去と未来。ファンタジーでつなぐ。

朝倉あきの存在感がピタリとハマっていた。透明、聡明、生命。見えない薄い膜があるような現実感の無さが境界を自由に行き来するのにもってこい。

飛行機を眺めて、観覧車に乗って、ここから浮遊したいと思う。消失点に閉じ込められ、ぼやけたガラスが橋渡しする夢幻世界の中を移動する。車、自転車、疾走。誰かを追いかけて、縦と横が交わる原点に立ち止まる。…

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SMILE13

SMILE13の感想・評価

3.9

1回目

「四月の長い夢」から朝倉あきという女優に興味を持ちこの作品を鑑賞。
観てる間は、映画自体が交錯するようにこっちの頭もぐるぐるかき回されていき、わかったようなわかんないような...という感じ…

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shun

shunの感想・評価

3.0
曲が良かったり、部屋の窓の外を泳ぐ魚とか面白いが、カットが長いのかシーンが長いのか、長さが気になった。

朝倉あきの衣装が最高。満点。

ドゥルーズじゃん、となった。過去と現在と未来が同一となる点を表現することで結晶イメージ的映画の性質を持たせたり、カットごとの関係性を曖昧にすることで時間イメージ的映画…

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幸子

幸子の感想・評価

5.0
数々の映画からの露骨な引用含め「何かに似ている」映画こそが、しかし「何にも似ていない」映画であること。
時空を飛び越える編集によって観客とともに迷い込む深海のような部屋、逆説的に断絶を浮き彫りにする視線の交錯(らしきもの)、まちを歩くシーンひとつとっても工夫があり素晴らしい。
mingo

mingoの感想・評価

4.1

芸大院1期が誇る超傑作。キャスティング濱口竜介キャメラ佐々木靖之音楽HEADZの木下美紗都そして監督瀬田なつき。今から10年ほど前iphoneとかが誕生したくらいのとき。遡ると10年という歳月は長い…

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spacegomi

spacegomiの感想・評価

4.2
乗り物をとっかえひっかえしながら、移動しては停滞しを繰り返す。見慣れた風景から、匿名のどこかへ。無人のコンビニから出鱈目なエレベーターの世界へと観客を文字どおり誘う。

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