螺旋銀河に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『螺旋銀河』に投稿された感想・評価

4.4

自己中心的な女性が会社の同僚を共同執筆者に仕立ててラジオドラマの脚本を書くお話

『王国(あるいはその家について)』の監督の長編デビュー作。
中盤まではコメディに近い会話・編集が繰り広げられるため全…

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4.5

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幸子と綾の姿を、君に届けの爽子と胡桃にどうしても重ねてしまう。
自分本位で、気に入らないことがあるとすぐに幸子に当たってしまったりと少々難ありの綾だが、ある意味真っ直ぐすぎる性格がゆえなのだと思う。…

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海月
5.0

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傑作
猫の澤井と犬の深田。
偶然のチャーミングな出会い。トイレで澤田が落とした社員証を、深田が拾って届ける。深田スムーズに名前を呼ぶ。それに対して、澤井、どこかで会ったことあるっけ、深田、社員証に書…

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まや
5.0

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サンクスシアターの時に本数制限のある中、なくなく我慢した作品だったので映画館で観られる機会があってとても嬉しい。すごくすごく好きで刺さった作品だった。

『王国』の草野なつか監督の作品。王国とも通じ…

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木
5.0
ラジオドラマの収録では二人が前を向く。お互いに話しかけるセリフのときには目を合わせるのではなく、斜め前のどこでもない一点を見る。
n
5.0

2021年にサンクスシアターにて鑑賞。綾と幸子という対照的な二人の女性を中心に、利用する者/される者、憧れる者/憧れられる者、持てる者/持たざる者…といった位置関係をめまぐるしく反転させていく、先の…

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設定が多分にドラマ仕立て過ぎるし、あり得ない行動に戸惑う場面も多い。けれど、自分にないものを持っている人に対するコンプレックスが明快に表現されている点はきっと共感を呼ぶし、それが対話を通して、渦とな…

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4.5

【サンクスシアター#3:Synonymを求めAntonymと対峙する】
MiniTheaterAIDのリターンであるサンクスシアターで『王国(あるいはその家について)』の草野なつかデビュー作『螺旋銀…

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人の心の中を、夜中に彷徨う様に描いていく。
静けさと間、引いた距離のカメラ、湿度の低い空間が気持ちいい。
5.0

ジワジワと面白さが加速していく作品。


特にラストの掛け合いは見事!


派手で格上っぽい女の子が
自分よりランク下だと見下していた女に
実はある部分が負けていて
劣等感を感じるって流れが
女子あ…

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