2025/8
人生における失われた「あの時間」「あの瞬間」に囚われがちな自分には刺さってしまった。
下手したら雰囲気映画とされかねない要素はあるけど、人間の眼が捉えるものや残る記憶ってこうだよな と…
小説の枠をとって2人の関係について描かれ、削ぎ落とされたところもあり、でも監督の切り口はとても面白く、台詞も少なめ、カメラは手持ちも多く、あの荒涼とした土地で、風が吹きすさび、泥や太陽の光、雨や雪、…
>>続きを読む最初から最後まで嫌な予感しか無く、非常に居心地が悪かった
あまりの展開に、最後土地を譲って去っていく男の姿に爽やかささえ感じた
何かしら理由をつけて吊るし首にするチャンスはいくらでもあったのに…許し…
至近距離で生々しく
皮膚感覚の「嵐が丘」だった。
ヒースクリフとキャサリンの印象が
すごく伝わってきた。
風が吹き荒び、
乾いたような広大な大地
かと思えば
雨がひどく降れば
足場がぬかるみ、
木の…
元が面白いのでつまらなくはならないだろうという安心感あり。とはいうものの、だいぶ端折ってヒースクリフが拾われてからのあの地でのことを描く。
ゴーストストーリーにも展開できる原作の中からあの地で起き…
有名なエミリー・ブロンテ「嵐が丘」
キャサリンの亡霊は出てこない。途中までを描いた作品。
少女時代から大人になった時の差が大きいのは少しノイズ。
なお、本作のヒースクリフは黒人設定になっており、より…
とにかくロビー・ライアンの撮影で自然と調和する人間に重きを置くアンドレア・アーノルドの映像美で2時間超えだったことに気づかないほどだった。文学が原作とは思えないほどのセリフの少なさも心地良い。古典文…
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