(イタリア映画2014 『自由に乾杯』) 鬱状態の政党党首と躁状態の哲学者、双子兄弟の気質の違いがまるで一人の人間の二面性を見るように映す数々の演出に唸る。特に元恋人や党首補佐が脇から二人を一人の…
>>続きを読む何とも不思議なストーリー。奇抜な設定なのに、ゆったりとした時間のなかで奇妙で優雅に展開していく様は不思議な感覚。トニ・セルヴィッロの絶妙な表情は見事。まるで感情と人格がなにかに溶け込んでいくような展…
>>続きを読む私はこういうの結構好き。
入れ替わるのが双子、音信不通、全く生き方が違ってた、というのはちょっと出来すぎな気はするけど。
顔だって双子とはいえ大人になるとそれぞれの生き方で纏う雰囲気違ってくるから…
主人公 50歳と言っていたように思うけどちょっと無理あるでしょう 老けすぎでしょう
まあそんなことはいいにして この俳優さん有名な人なんですね 演技は少々大袈裟かなと感じたりしたけれど ある…
ラストタンゴインパリのくだりは笑ってしまったな。
ませたちびっこと疲れた大人の心の交流ってテッパンだよな、と思う。
演説(1回目)のところで、ちょっとムッソリーニの言い回しが入ってる気がしたんだけ…
双子の2人ってやりやすい設定。
善と悪、正常と異常などか簡単な二項対立ではなくて、まだらのように入り乱れる。
最初はコメディかなと思わせつつ、最後は寒気も匂わすような。
ただもう少し結末が分か…
地味に面白かった。
コレはシニカル政治コメディとでも言ったら良いのかな…?
一見とっつきにくそうなんだけど、思いのほか吸引力が強い。なんとな~く想像出来る政治家の苦悩みたいなものが、重過ぎず軽過ぎず…
なぜ、政治家は事あるごとに即入院する?
そこを掘り下げて、奇妙な面白さに変換した作品。
なんの予備知識もなく観ると、説明の無さに混乱するが、トニ・セルヴィッロの”演じ分け”で徐々に分かってくる。
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©Bibi Film ©Rai Cinema