ニクラスハウゼンへの旅の作品情報・感想・評価

『ニクラスハウゼンへの旅』に投稿された感想・評価

3.5

ファスビンダーが贈る革命劇。

睡魔と戦いながら混沌とした世界の行き場のない感情を見守った。
プロレタリアートの独裁はところどころ滑稽で暴力に対抗していたはずなのにいつの間にか自分もそれを以って対抗…

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4.0

付き人のような妖精のようなプロデューサーのような革ジャンファスビンダーがサイコーサイコー
全体の雰囲気がかなりお芝居寄り。ズーム
の幅がでかい。
こういうホドロフスキー系の分かりにくい寓話、かっこい…

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3.5

革命を起こそうとする若者の物語。

この若者らは中世ヨーロッパの貴族衣装を着ているかと思えば、革ジャンにジーパンを着ている者もいたり、聖歌を唄えばロックンロールも唄ったり。
あるゆる歴史と文化が混沌…

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グラウベル・ローシャやホドロフスキーみたく訳わからないけど映像に力のある、つまり60年代を引きずった70年代の初頭らしい映像芸術作品になってて結構好みなのだけど、こういう理解の難しさと映像の力強さを…

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聖母マリアと会って話せる伝道師的な男が数人で革命を起こそうとするんだけど、なぜか男を家に招こうとする女や半裸の少年をはびらせてる司祭者?などが出てきて、最終的に伝道師的な男は磔の刑にあって火炙りにさ…

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味噌汁にカレー入れて食べた感じ
煙草を吸ってむせるファスちゃん
Amon Düül II
-
キリエ・エレイソン

テアトリカルな舞台装置でアングラ演劇的。
作品を見る度にそのアプローチのアナーキーさに舌を巻く。
虚構で形成されていく物語の思想も、理性的な薄ら寒さも黒い。労働者は所詮操り人形ということか。巡礼する…

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