ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品!
フクオカシネアスト③
ドイツの作家テオドール・フォンターネ原作「罪なき罪」の映画化。
17歳のエフィ(演じるハンナ・シグラ)は両親の勧めで20歳…
ファスビンダーならではの多様な作風に改めて驚く。フォンターネのドイツ文学の隠れた名作を、まるで小説を読むかのように章ごとの出来事をナレーションで区切って追って行く典型的な文学映画手法。多用される鏡像…
>>続きを読むなんだしっかり面白いじゃないか。
自由を求めたがそれが自分には合わなかった女。
通俗的なメロドラマとして観れないのはやはりファスビンダーが意図的にしているのか。
でも確かにこの作品はファスらしく無…
ファスビンダーらしい露悪趣味や前衛演劇趣味は鳴りを潜めてハリウッド・クラシックを志向したと思われる正統派の文芸メロドラマだと思われるがセリフの一つ一つが長いので速攻で眠ってしまいその後も完全覚醒には…
>>続きを読むドイツの作家テオドール・フォンターネの1894/95の同名小説(邦題: 罪なき罪)が原作という事で、ストーリーはもちろん、モノクロ映像、ナレーションの多用、静的なショットなど古典的な世界観の中で、小…
>>続きを読む4Kリマスター版が劇場公開されたので渋谷にて鑑賞。
ファスビンダー作品をまとめた輸入盤DVD-BOXは持っていますが、流石に本作を英語字幕で見る気力はなく、ついに日本語字幕で観れる機会が来たかぁと嬉…
久々に観た。基本的に印象は変わらないが、以前より頭に入ってきた。
エフィが椅子に伏せての独白は、まったく正直で正しく、この世の卑小な者への呪詛に満ちていて沁みる。
最期のベッドで母に残すセリフは、…