2001年に起きたテチャン号事件を戯曲化したものを、ポン・ジュノが映画化。
実話っぽいなぁと思ったらやっぱり実話なのね。
かなり嫌な予感したけどやっぱりそうなるよね…やめてー(´A`;)
船長…
めっちゃ怖かった…。
海の上という極限状態でどんどん正常な判断が出来なくなっていく描写がすごくてトラウマになりそう。特に船を守ろうとする船長の行動は、狂気を感じる一方で半分は共感してしんどかった。
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本当にどうしようもなくなった時、人って本当に何をするか分からないね。
絶望の中の絶望。
どこから手をつければ良いか分からないほど狂ってしまっていた。
観終わったあとにドカッと疲れが襲ってくるが、
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船上は陸とは違う閉塞的な空気が流れている。広い海の上にポツンと浮かぶ船は、陸上とは法律の違う動く孤島みたい。俺らは家族同然!っていうホモソーシャルな船員たちの仲がめちゃくちゃ気持ちが悪い。他と比べて…
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前半の明るい感じからの中盤の恐怖。前情報入れずに見て大正解だった。船長もあの男社会の気持ち悪さもさることながら、女性をものとしてしか見ないあのキャラが1番怖かった.....。ハリウッド映画とかだとあ…
>>続きを読む約2週間、割とお行儀の良い作風が多いamazonオリジナル作品を立て続けに観たせいか、悪の匂いが漂う映画が観たくなって選んだのがこれ。ポン・ジュノとシム・ソンボ、つまり「殺人の追憶」コンビによる作品…
>>続きを読む本作は、密入国を試みた者60人の内、25人を窒息死させてしまったテチャン号事件が、モチーフとなった作品である。しかし、当時の記事などを調べた所、実際に起きた事件と本作の共通点は、密入国を試み…
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