アマプラで『海にかかる霧』観賞。
ポン・ジュノ監督による実際の事件を描いた作品。
不況が続く漁猟から命より大事な船員や家族、漁船を守るため密航の手助けを始めてしまう。海上警察や船の故障により状況が次…
穏やかな前半、ガラッと変わって地獄になっていく後半、意外でほろ苦い結末…という点では「パラサイト」に通じるところを感じる。
もう…どうやったらこんな独創的な脚本書けるんですか。ポン・ジュノって触るも…
ポン・ジュノ企画&脚本作品。
非常に狭い舞台を設定して、その中で事件が起こるという箱庭感は「スノーピアサー」っぽかったり、金を稼ぐために深く考えず始めたことがのっぴきならない事態になっていくという…
このレビューはネタバレを含みます
ポンジュノ監督が関わってる映画
キムユンスクも出てて見ないわけないと言うことで見ました!
まずはまぁ演技良いですね。キムユンスクのあの躊躇のない行動と顔。船に対する思いがあんなにも狂気にさせてしまう…
これは凄い映画だった。
まず、冒頭の平和で静かな海の風景、漁師たちの毎日の仕事が重厚で静かなピアノと弦楽器の演奏バックに流される。
そこに映し出される乗組員の表情はみんな柔らかで、自分の仕事を一生…
船の上という密室で、しかも非常事態であるからこそ、人間も醜い本性が浮き彫りになる。船長も他の船員たちも、もともと普通の漁師だったのに、犯罪行為に手を染めてしまったがために「悪」の側へ転落していく。捕…
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