連発する戦争映画の中でも異彩を放つ東京の小さなエリアのストーリー。
物静かな展開に一瞬ウトウトしましたが二階堂ふみを始めとする女性陣の佇まいが美しい。妻子持ちの長谷川博己のキャラも何とも言えない味が…
病弱なのに戦地に赴くひとや
屍を見に焼け跡にいくひとや
機会という資産も焼け焦がれるひともいた
私は本当にこの女優の演技、空気が好きなんだなと思いました
ひとついうとするならば
感情は書くのでは…
ひとつひとつの台詞を丁寧に追っていくうちに、あっという間に時間が過ぎて行きました。「私が一番きれいだったとき」の朗読が始まったときに、映画全体を振り返り余韻に浸ることができました。洗練された美しく…
>>続きを読む観客がどこに重点を置いて見るかによって大分評価は変わってくると思う。
戦争映画に特化して観てしまうとこの映画は何にもならない。
あくまでも女として大事な瞬間を戦争に奪われてしまった一人の年頃の女の…
美術セットがぬかりない!!
カメラのタッチも最近では珍しいくらいこだわってるし、ビジュアル、音、ささやきが雰囲気を作っていてすごく引き込まれた。
ふみさまとはせひろのこと愛してるからもうごちそうさま…
戦争映画ではなく、恋愛映画。
二階堂ふみさんが「この時代は話し言葉(東京弁)がきれい」と推していたとおり、セリフが耳に心地良かった。
終わりの見えない戦争によって、親族に対する接し方や自分自身の…
二階堂ふみが朗読する、茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」に、すべてが集約される。あからさまに反戦を謳うのではないけれど、本来あるべきところにあるはずだったなにかが、ぽっかりと欠落してしまっ…
>>続きを読む(C)2015「この国の空」製作委員会