遺書の下書きを残したばかりに通り者に当たって飛び降り自殺した友人の最期を間近で目撃し、彼女が亡くなってるのに自分はまだ生きてるから死にたいと主人公に呟かせる、とても87年の映画とは思えない倦怠と希死…
>>続きを読む日活ロマンポルノでありながらファーストカットからしっかりと"映画"を感じ、かなり前のめりになってしまいました。
80年代の暗黒青春物といった感じですが、荒井晴彦が描く10代が持つ空虚さ、それゆえの…
間接的に友人を殺してしまったことへの贖罪として、徹底的に自分を傷つけ、救われようとする少女の姿が悲し過ぎる。
でもそうしなければ生きていけない、普通に生きていてはいけないんだという思いを感じた時、心…
すごい…
噂には聞いてたけどオフビート青春ものの傑作じゃないか
友人の自殺をきっかけにテレクラで知り合ったクズ男の元に転がり込んだ女子高生の転落を描いているのだが、80年代末期、バブルの波に乗れな…
冒頭がもう傑作すぎるし、ラストにまた『ひこうき雲』流れるのほんとうにすごい。(夏→冬/あまりに若すぎたとただ思うだけ…)「あ、落ちた落ちた、落ちちゃった。」ってともだちがビルから降ってくるのヤバい。…
>>続きを読むとにかく主演の前川麻子が素晴らしくて釘付けになった。OP、ユーミンじゃない誰かが歌うユーミンの『ひこうき雲』を聴きながら女子高生3人が自殺を口約束する。うち1人は呆気なくデパート屋上から飛び降りる。…
>>続きを読むデパートの屋上から空へ舞い上がるカラフルな風船とそれを見上げる子供が「飛んじゃった」と言い、次のカットで地上にいる子供に繋げられ「落ちちゃった」と戦慄させる台詞を言う。友人の投身を目撃する前川麻子。…
>>続きを読むとても良い…危うい思春期。友人の自殺をきっかけに堕ちるとこまで堕ちて母に救われる娘。
女子高生が海でユーミンのひこうき雲を聴きながら死んじゃおっか、一緒に?3人一緒に?なんて始まりから良い映画。80…