海辺のテトラポットの上で危いバランスを取りながら空に翔けようとする女高生三人の場面から胸が締めつけられる。屋上から落下する女友達を受け止めようする前川麻子に、もう泣く。
後半は母・吉川遊土の一人舞台…
怠惰な時間の流れ方がたまらない、エドワード・ヤン映画の女優みたいな前川麻子のクローズアップの力強さ
冒頭の飛び降り前に舞う風船、「やさしい女」じゃないか
「ジョーカー」がちゃんちゃらおかしくなる凄…
いかにもなタイトルを隠れ蓑に実は壮絶な人生の一頁が描かれた大傑作映画。生き地獄から自分を救う為に行為に及ぶ母親の姿を見る地獄から逃れるために冷蔵庫の中に入る前川麻子の姿・表情は奇跡の演技だった。(シ…
>>続きを読む一面の海、『ひこうき雲』、完璧なオープニング!
耐えがたい場面で、冷蔵庫の扉をバタンバタンし、挙句に冷蔵庫の中に入り時間が過ぎるのを待つシーンは、映画史に残る名シーンでは。
泣きたくなる。
「わ…
監督が斎藤水丸の別名を使うにっかつではなく外部製作で荒井晴彦脚本。
女子高生の三人の仲間、友達の自殺、家出、男との生活、強姦の幇助、母親の犠牲、アリ地獄からの脱出。鮮烈な青春映画であり、犯罪映画で…
斉藤信幸×荒井晴彦。冒頭の青い海×テトラポッド×女子高生、不安定な思春期の消えたい思い、ひこうき雲、ここからもう傑作のニオイが漂う。前川麻子が素晴らしすぎて、透明感と未成熟さに心つかまれる。高校生を…
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