冒頭の海と飛び降りがめちゃ好き。飛び降り中の友人との切り返し。飛んでいく風船。
中盤ダレるけど男の服着てブカブカな前川麻子がかわいすぎ。めっちゃ今っぽいファッション。外で寒そうに座ってるシーンとか……
ロマンポルノ映画を観たのは本作がはじめてで、救いようのないポルノ的なラストの衝撃が残っているためか手放しで褒めたくないのだが、他の方も書いていらっしゃるように前川麻子が素晴らしい。彼女のきめ細かい肌…
>>続きを読むとにかく冒頭が良いってのがあるが、話を追う事に徐々にその高度を下げなんとか墜落寸前で再びエンジンに点火…と言った印象。希死念慮バリバリの女子高生、いのちの電話はテレクラに姿を変え、友人を間接的に殺し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
主題歌が「ヒコーキ雲」だったのか!・・・無性に胸に染みる、にっかつロマンポルノ、後期の屈指の傑作。
ロマンポルノの代表的作品『赫い髪の女』(79)の脚本家・荒井晴彦が、現代の空気と少女たちのその瞬…
漠然と靄のように漂う不安定な思春期の希死念慮が友人の自死をきっかけに表面化する、あの時死んだ心と生暖かい身体を引っ下げ贖罪を兼ねた自傷行為を重ねるがいまいち体温は戻らない、刹那的な性の為の永続的な夫…
>>続きを読む劇場にエロ目的で行ったら倒れる。不安定な思春期での歪んだ行動が友人の自殺や友人と母親を巻き込む事件になる。少女が経験する地獄絵図に観客は、耐えられるだろうか。実際の事件を基に描かれているので想像を絶…
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