ブックカフェバー「ワイルドバンチ」さんの『イメージの本』公開に合わせた記念イベントで鑑賞。
画面に写る男と女、そして、犬。
ゴダールが紡ぎだす言葉と映像。
初ゴダール作品としては、難易度が高すぎ…
すげぇ…
全く意味が分からない…
ストーリーなんてないし
ドキュメンタリーでもないし
ぶつ切りの映像と音楽を繋ぎ合わせてコラージュのように作られた映画
ピカソの絵をAIが映画化したらこんな感じな…
散文と物語
断片と映像
観念と虚構
それらの間を自由に揺蕩い、
鑑賞者に確立した「意味」を与えぬまま
極彩のイメージ、構図、心地よいリズムが最後まで流れてゆく。
スレスレのバランスで形作られた作品。…
ゴダール晩年の一作。これも自分には正直よく分からぬ……。章立てというか構成こそ違うけど、4年後の『イメージの本』の方法論はほぼほぼこちらを踏襲したもののよう。もしかするとこれより前の作品にも似たもの…
>>続きを読む© 2014 Alain Sarde - Wild Bunch