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2015年公開の武監督作品
任侠映画だがコメディタッチで、フィルモグラフィーでいうと、『アウトレイジ』と『ブロークンレイジ』の中間的な位置付けだろうか
かなりコントよりな一作
コミカルな作品で、正…
💬北野武監督作品。引退した元ヤクザのジジイ・高橋龍三/鬼の龍三(演:藤竜也)。彼がオレオレ詐欺に引っかかったことを機に、暴走族あがりの京浜連合と因縁ができ、かつての仲間である7人の元ヤクザを集めて京…
>>続きを読む「みんな〜やってるか!」みたいなナンセンスギャグのオンパレードとはまた違った面白さがあった。ラストはあっけない感じだったが、ちゃんと山場があったので良かった。
詐欺グループに乗り込むシーンで中尾彬の…
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なるほど、フィルモグラフィをフリにしたコメディなんだな。『アウトレイジ』の間に作る理由は凄くわかる。
中尾彬が殺されるシーンだけ凄く『アウトレイジ』してた。中尾彬を介した戦いは好き。
ただ…
アウトレイジに引き続き、気の毒な感じで殺されてしまう中尾彬の死体がザクザクやられるシーンは、ギャグなんだけどちょっと居た堪れなくなってくる。
それにしたって極妻とか出てた頃のギラギラした感じと別人…
ブラックジョークたっぷりで狂ったおじいちゃんを観るのも良い。居場所の無いどうしようもないおじいちゃんなのに、藤竜也さんが演じると何故かリアルなヤクザで渋くてカッコ良い。いつか来る競馬の時のために指は…
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家人の介護が本格化しつつある現在、老いや衰えという言葉が
終始、頭をよぎりつつ「龍三と七人の子分たち」を観る。
リメイク「座頭市」は勝新作品に真っ向勝負を挑まず、「剣劇ショーを映画化」というひねり…
コメディだけの映画だから武映画を期待すると評価は低くなるかもだけど、笑いの形は武らしいし、質も笑えるレベルだったからよかった。
敵は結構ヘイト集めてたのにクライマックスがあっさりしてて、そこら辺も武…
面白かった
世間から疎まれた元ヤクザの爺さんたちが徒党を組んで戦う
フリオチが効いたコメディの連続。右翼おじとマックがおもろ過ぎる。
しかし武映画の綺麗な画作り、テーマなど作品の高尚さみたいなものは…
©2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会