表象不可能性が夢として体験される時にそれを映画を通して体験できる映画の力。想像力の限界を認めつつもそれでもなおそこにある何かを確かめていく。リミットオブコントロールを想起する内容で、クローズアップと…
>>続きを読む3.11と呼ばれる日常や価値観を根本的に転覆させうる災害があった。本作は、その事件に被災した当事者ではなく、遠く離れた被災地以外にいた人々の心情にフォーカスする。
当事者ではない、されどそれは日常に…
「目覚め」の映画。死んだはずの恋人の影を追いかける"夢"からの「目覚め」が徹底的に繰り返される(し、何ならその「目覚め」そのものを何度も連続して反復するシークエンスが途中存在する)ことからも、「目覚…
>>続きを読むパプリカはじめとした今敏作品を彷彿させるような目眩く夢の世界。脈絡なく繋がっていく場面、衝撃音と共に現実に引き戻される演出はだれしもが持っている夢に対する手触りを見事に再現していて、体験的な夢の映像…
>>続きを読む音声、カメラワーク、カットなど自分が認識しうる映画の全ての技術で創意工夫してあって、映画のお節料理というか、見た後に2Dであるはずなのに立体的な体験をした感覚になった。これは必ず映画館で見るべきと思…
>>続きを読む©SHINOZAKI Makoto/COMTEG