このレビューはネタバレを含みます
厳かと言っていい静けさで、
時系列を崩さず粛々と「その時」に向かって進んでいく。
沈没を避けられない船のようであり、
水から岩にぶつかって外に脱出し、犠牲者を出しても何とか何人かは生き延びようとし…
第二次世界大戦の敗戦濃厚な状況からポツダム宣言を受託するまでの日本を描いた作品。たった80年前の日本の話。責任の取り方が極端だけど、それぞれが自分の信念に沿って覚悟を持って生き抜いてきたことが分かる…
>>続きを読む出てくる言葉が難しすぎて、前半30分強はちんぷんかんぷんだった….
天皇陛下の終戦宣言の裏に軍のクーデター未遂があったなんて知らなかった。
どんな苦境下でも自分を鼓舞して信じてきたものが揺…
視聴記録
昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」を、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督が映画化。1945年8月15日に玉音放送で戦争降…
日本国民なら誰もが知っている8月15日の終戦を迎えた日までに実は何があったのかを描いた事実を元にした映画。
戦争映画というジャンルながら、戦闘シーンはほぼ無く、ポツダム宣言を受諾するべきか受け入れず…
阿南陸軍大臣、鈴木総理大臣、昭和天皇などの主要人物を中心にその人柄の描写を入れつつ太平洋戦争末期の日本政府や軍部の様子を描いているのは今作特有で、67年版とはまた異なるものでそこは良かったと思う。
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「日本のいちばん長い日」製作委員会