物凄く丁寧な素晴らしい映画だった。
いろんな声に耳を傾ける…
丁寧に生きるってこういうことなのかもなぁと思った。
これからも時々観て日々を顧みたいと思える作品でした。
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永瀬正敏かっけー。…
本当に素晴らしい映画でした。樹木希林さんの最後の主演映画となりましたが、この映画は彼女なくしては成り立たなかったのではないかと思えるほどの素晴らしい演技でした。
元ハンセン病患者で、長い間隔離され…
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タイトルの餡づくりは、本筋にあんまり関係なく(その証拠?にタバコ吸った手でどら焼き包んだり、マスクもしないで汗まみれで鍋の中に話しかけたり、鼻噛んだティッシュをポケットに入れっぱなしにしたりする)、…
>>続きを読むハンセン病患者が隔離されていたことは知っていたが、こうして映像として、徳江さんという一人の人物として、社会からのけ者にされ、施設に押し戻されるところを見ると、心がぎゅっと締め付けられるようにつらくな…
>>続きを読む徳江さんの言葉が静かに染みてきます。なんとなく前が見えなくて落ち込んだ時に見たい映画。
あと、あんを作っているシーンの音が好きです。台所の音というか、生活の音が聞こえる感じ。徳江さんの言う通り、「…
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自然の映し方が優しい。
樹木希林さんに圧倒される。
「わたしたちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくてもわたしたちには生きる意味が、あるのよ。」
夏に作った毛…
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社会の観点から生きる意味がないとされても、この世界を見るため、聞くために生まれたのだから、生きる意味がある。
そんな生きた証を桜の木で表しているのかな。
「この木は誰が植えたの?」という言葉も、「…
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