別段衝撃の結末でもなかったが、民主化や独裁政治について深く思考する機会が与えられる良作。
舞台は"an unknown country"と架空の国の設定にしているけれど、独裁政権への反体制運動はア…
架空の独裁国家で独裁者が幼い孫とクーデターから逃亡する寓話ではあるけど、クーデター後の混乱などに皮肉たっぷり。タイトルから想像するような甘い内容ではないのも確か。特に、政治犯の帰郷のエピソードがキ…
>>続きを読む「なんでこんな事になってしまったんだ」の答えが全て、「あの独裁者のせいだ」だった。
ずっと苦しかった。
権力を失って初めて「祖父と孫」の関係になれていたと思う。
予想通りのエンディングでもなか…
独裁者である大統領とその孫の逃避行。
「独裁」って今の日本ではあまり馴染みのないワード。
善悪の判断がすべて自分に委ねられて
周りの意見を聞くきっかけさえなくなって引き返せなくなっちゃったらこわい…
「独裁者と小さな孫」素晴らしかった!
どんなジャンルの映画でも共通する「良い映画の条件」は「過不足のないこと」。
ここ何年かの映画の中では「メランコリア」「ニーチェの馬」「二つ目の窓」「シンプル・…
革命後の独裁者と孫の逃亡生活を描いた寓話。なんか子供にトラウマを植え付ける絵本のような映画だった。
マフマルバフ監督だけに、アフガンだったり中央アジアの都市を思い起こすような風景が広がっているが、設…
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