学生の4年間、教授に「観なさい」と言われ続けた。卒業して3年が経った今、やっと観賞。
「戦争とは休むことなく世界を歩き回る獣である」
人が始めたはずの戦争は、やがて人の手には負えなくなってくる…
このレビューはネタバレを含みます
まじめな作品、楽しいとは言えないが見る意義がある。
舞台:第一次大戦、イタリア北西部のアルプスにある高原(アジア―ゴ高原とのこと)。国境を境にオーストリア軍と対峙していたイタリア軍小隊を描いた、ま…
巨匠エルマンノ•オルミ監督作。浅学の為、初見だがアンゲロプロスのように徹底した描き方を感じた。静寂と雪の世界は、暗闇と土で陰惨ながら月の光が所々に見え、性質として無味に思えた。後半役者がカメラ=観客…
>>続きを読むラストのセリフ一つ一つがとてもいい。目を見て、セリフが腹の底に響く演出。
この映画では、戦争非経験者が題名から連想する「緑はよみがえる」は全く違う意味合いを持っていて、人によって連想するものが違うこ…
父の第一次世界大戦の話を映画化したもの。撮影監督は息子。遺作と思ってたらまだこの後もドキュメンタリー撮ってた。
素晴らしい反戦映画。雪の景色の美しさと、砲弾が撃ち込まれるときの臨場感がすごい。音もい…
〝人が人を赦さなければ人間とは何なのか、、〟
「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ監督作品。映像美に関しては言わずもがなかも知れない。第一次世界大戦中のとある雪山(アジア-ゴ高原?)の〝静寂〟と、それ…
戦争って、本当にあったんだな。と思った。自分となにも変わらない人たちが、自分と変わらない人達を殺す。そして憎しみが生まれてく。
だけど、どこまでも私たちは、やっぱり心温かい人間で。。
それが、痛いほ…
自然保護ドキュメンタリーだと思っていたけど、見てみたら戦争映画だった。
始まり方が薄暗くていい雰囲気だなーと思っていたらずっと薄暗かった。
銃撃戦とか、無理くりな戦争ヒーローを描いた内容ではない、静…